7月号 ザ・ビデオパーク


2008年7月号「ザ・ビデオパーク」に掲載した作品です。
◆審査員の岡野さんの一言


◆「父喜びは、息子の喜び」 4分22秒
竹内正幸さん (長野県上田市)
カメラ●ソニーDCR-VX1000
編集●エディロールDV-7R
作品紹介●写真歴50数年という父親の活動がビデオ作品に描く。早朝、川面から上る朝日を狙う父。命綱を張って、慎重に川べりに降りる父の姿などをビデオで追いかける。現場で収録された会話も親子らしく自然で、思いやりにあふれている。
◆「お酉様」(4分30秒)

久保田美保子さん(東京都国分寺市)
カメラ●ソニーDCR-PC300
編集●カノープス超編ウルトラエディット2
作品紹介●よく行く東京浅草酉の市に、今回初めてカメラを持って出かけた作者。商売繁盛で知られる酉の市発祥の地鷲神社。お目当てのかっこみ熊手を求めて賑わう境内。カメラは七福神やおかめなどの細工された熊手をはじめ、そこに集う人々の元気な様子を描く。
◆「マレーシア・マラッカの旅」(6分)

関口豊さん(埼玉県狭山市)
カメラ●ソニーHDR-HC3
編集●プレミアプロ2.0
作品紹介●マレーシア旅行の記録をその歴史と私見をまじえて描いた作品。特にかつての王国の名をとどめるマラッカではポルトガルやオランダ等の占領時代の建物や、布教のために訪れたフランシスコ・ザビエルの像など、昔の繁栄がうかがい知れる歴史の証拠が映し出されている。
◆「ゲンジホタルの棲息地はいま」(4分50秒)

内田長吉さん(神奈川県横浜市)
カメラ●ソニーDCR-TRV900
編集●リニア編集
作品紹介●横浜市こども自然公園の水路はゲンジホタルの棲息地として天然記念物および市指定文化財となっている。そこでホタルの産卵から幼虫となり羽化し成虫になるまでを追った記録。過去の映像も素材に活用。ホタルの生態記録とも言える作品。
◆「投下コンテスト」(1分44秒)

藤村正夫さん(埼玉県草加市)
カメラ●ソニーDCR-VX1000
編集●プレミアエレメンツ
作品紹介●電動ラジコン飛行機のクラブのコンテスト。今月のテーマは「落とす」。飛行機に取り付けられたターゲットをめがけて落とす。いかに近くに落とすかを競う模様を遊び心満点に軽快に描いている。
◆「氷点下の森」(6分17秒)

松本幹彦さん(兵庫県相生市)
カメラ●ソニーHDR-HC1
編集●リニア編集
作品紹介●秋神温泉の名物「氷点下の森」。人工的に作り上げられた氷の森は見る者を圧倒する。昼は深い碧い色にたたえ、夜は数々の色のライトに照らし出された様は神秘的で美しく、そして幻想的な風景を作り出している。
◆「水の風景 大沼池と黒姫山」(9分43秒)

吉野和彦さん(長野県松本市)
カメラ●ソニーHDR-FX1
編集●エディロールDV-7DLGほか
作品紹介●昔話で村を救うため大蛇の元に嫁いだ黒姫伝説。その伝説の山と大沼池、黒姫山をめぐる作者。伝説に基づいた山行は数を重ね秋から冬へと季節は移っていく。数々の沼と山々を自分撮りを織り交ぜた構成で、風景の美しさが光り輝く作品。
ベスト・マンスリー賞
◆「尻振り祭り」(9分30秒)


吉村弘行さん(福岡県北九州市)
カメラ●キヤノンXH-XL1
編集●エディロールDV-7R
作品紹介●千年の歴史を持つ福岡市に伝わる八日座祭り、別名「尻振り祭」。その昔の大蛇退治の際に切り下ろされた尻尾が村に落ちてきてピンピン跳ね、その年は豊作だったことから発祥したという。作者はこのまつりをイメージやインタビュー、そして40年前に撮影された8mmフィルムの映像を交えて立体的に描いている。今も昔も変わらない尻振りの様は必見。