フォトイメージングエキスポ(PIE)2009レポートその2


3月26日(木)から29日(日)までの4日間、東京ビッグサイトにおいて、写真・カメラ関連の展示会「フォトイメージングエキスポ2009」が開催された。ここでは、ビデオサロン読者(動画派)の視点で、注目の製品、アクセサリーをピックアップしてレポートしたい。(レポートその2。その1はこちらから)
(なお、誌面上で一覧できる同じ内容を、4月20日発売のビデオサロン5月号に掲載します。合わせてご覧ください)


◆コンパクトカメラながら、高感度でダイナミックレンジが広いフジフイルムのFinePix F200EXR
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▲外観はフツウのコンパクトデジタルカメラのFinePix F200EXRだが、それに採用されているCCD「スーパーCCDハニカムEXR」が話題になっている。独自に開発したカラーフィルターにより、高感度・低ノイズ、高ダイナミックレンジ、高解像度を実現したという。デモにおいても、ハイビジョンテレビへの静止画表示や、業務用ビデオモニターを使用して、ダイナミックレンジ800%の実力を見せていた。ぜひ動画撮影への応用もはかってほしい、気になるCCDだ。
◆フジフイルム、3D動画と静止画撮影に対応したコンパクトカメラ

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▲参考出展。専用のメガネなどをかけずに肉眼でも観られる3D動画や静止画を撮影できるカメラ。前面を観ると2つのレンズが付いており、これらを重ね合わせて立体的に見せる仕組み。今秋には発売予定とのこと。専用のビューアーやプリントした写真なども参考出展されていた。
◆ハイスピード撮影とダイナミックフォトを前面に出したカシオ
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▲昨年はハイスピード撮影、高速連写、HDムービー機能で話題になったカシオだが、今回もその路線は変わらず。よりコンパクトなカメラFC100にも簡易的ながらハイスピード撮影機能を搭載。女子キックボクサーが風船を割るシーンを撮影し、その瞬間をモニターで見せていた。
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▲さらに今回加わったのは、ダイナミックフォトという新しい遊び方。連写した画像をもとに静止画を背景に、動く合成映像を作ることができる。20枚のアニメーションを1台のカメラのなかだけでつくりだせるのがポイント。マルチCPUを搭載したEX-Z400に搭載している機能。
◆ボーゲンイメージングのブースに新しいLEDライトなど
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▲ボーゲンイメージングのブースでは、ダイヤルで調光が可能なLEDライトの新製品が展示されていた。ポイントはフィルターが3枚付属し、タングステンから太陽光まで3段階の色温度に対応できること。小型カメラ上に搭載できるくらい小型軽量で、角度調整が可能な金具付き。
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▲KATAのスリング兼用バックパック。ストラップポジションを変更することで、バックアックとスリング(肩掛け)を変更できるバッグ。スリング時もどちらのサイドからでもカメラが取り出せる構造になっている。
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▲ナショナルジオグラフィックのカメラバッグの新シリーズ。これまではカーキのみだったが、グレーでデザインもバリエーションを増やし、都会での使用や女性もターゲットにしている。
◆ジッツォ、水辺に適した三脚

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▲ジッツオの防塵カーボン三脚シリーズ「オーシャントラベラー」の第1弾となる「GK1581OT」。海水、砂、泥、湿気などがある場所での使用を想定した4段三脚で、水分やゴミなどが入りにくい構造を採用。6月発売予定。
◆ワコムから新しいペンタブレット「Intuos4」が登場
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▲シリーズの4世代目となる新製品が展示会前に発表され、4月3日発売とあって注目度が高かった。ペン用のICとセンサーを新開発したほか、タブレットには設定内容を表示する有機ELディスプレイを搭載。ソフトウェアの操作性を向上されるタッチホールも採用された。
◆コーワのブースでは本誌でおなじみの菅原安氏によるデモ
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▲フィールドスコープのコーワブースでは、最終日の29日に、本誌の筆者としてもおなじみの菅原安氏によるデモが行なわれた。フィールドスコープの使いこなしや、最新のビデオカメラとスコープの組み合わせについて、デジタル一眼レフ動画とビデオカメラ画質との違いなど、実際の映像を中心に、興味深い内容が満載だった。
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▲コーワのフィールドスコープ774に、カシオのハイスピード撮影が可能なコンパクトデジカメFC100を組み合わせたコンパクトなシステム。実際にこのシステムで撮影された静止画、動画がデモされた。
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▲デジタル一眼レフとフィールドスコープを接続するアダプター。ニコン、キヤノン、オリンパス(フォーサーズ)など各マウント用に用意されている。
◆リーベックのフィールドシリーズ
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▲ビデオ三脚メーカーとしてビデオユーザーにはおなじみのリーベックだが、最近では、そのビデオヘッドの技術を生かして、フィールドスコープ用三脚ヘッドのバリエーションを用意している。もちろん一眼レフでも使用できるし、一眼ムービー撮影用にも向いている。写真はフィールドシリーズのF303。
◆ケンコーブースのゴリラポッド
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▲自由に形を変えられ、テーブル三脚になったり、木の幹などに巻きつけることができるゴリラポッド。最大のタイプは5kgまでOKで、キヤノンの業務用HDVカメラも乗せることができる。
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▲ケンコーブースにあった、ポケットタイプのハイビジョンムービー。記録はSDHCカード。圧縮はH.264。
縦型と横型があり、ズームはデジタルズームのみという割り切りよう。
◆EXEMODEブースでは、なつかしいブランドとガジェット系が盛りだくさん
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▲EXEMODEブースでは、中国生産のAGFAブランドのコンパクトデジタルカメラやデジタルムービーを展示。今後、輸入販売していくという。
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▲EXEMODEのカラフルなデジタルムービーやモバイルプロジェクター。スパイ用を連想させるようなペン型や時計型のムービーも展示されていた。
◆ベルボンブースのライブビューコントローラーとデジタル水準器

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▲デジタル1眼レフ用のライブビューコントローラー。23万画素、2.5インチ、カラーLCD採用。手元でシャッターを切ることができ、インターバル撮影、バルブシャッターにも対応。ビデオ出力も備えており、テレビやプロジェクターと接続することで大勢の人に見せることができる。
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▲水平、垂直にも対応したデジタル水準器。ホットシューにつけるだけ。水平時は中央のライトが緑色に光り、傾くと光がその方向に移動し赤色に変化する。
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▲参考出品されていたマクロ撮影用のミニ三脚。同社から発売のスーパーマグスライダーと6段脚で160mm~680mmの高さで撮影が可能な小型接写用三脚ULTRA LUXi miniを組み合わせたもの。