パイオニアがBDプレーヤー3機種 BDP-LX52/BDP-320/BDP-120を発売


ブルーレイディスクのニーズの広がりを背景に、パイオニアはBDプレーヤー3機種を5月下旬に発売する。ホームシアター向けのスタンダードとなる製品と、高性能と手ごろな価格を両立させた中級機種、さらに思い切った低価格を実現した戦略モデルも用意された。


パイオニアはBDプレーヤー3機種を新たに市場投入する。まず昨年発売した本格ホームシアター向け機種BDP-LX91/71の設計思想を受け継いだ、ホームシアター向けスタンダード機種と位置づけられるBDP-LX52、コストパフォーマンスに優れる中級機種BDP-320、そして約3万円という戦略的価格のエントリーモデルBDP-120。BD市場の急速な拡大を追い風に、性能の高さだけでなく、価格でも勝負していく構えだ。
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BDP-LX52
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BDP-320
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BDP-120
◆高画質と高音質を実現
BDP-LX52とBDP-320はディープカラー48bit出力対応(BDP-120はディープカラー36bit対応)で滑らかな階調を実現する。この2機種はハイビジョン映像に対応したトリプルHDノイズリダクションも搭載しており、画像のざらつきやMPEG圧縮特有のブロックノイズやモスキートノイズを効果的に抑える。
3機種ともフィルムの質感を最大限に引き出す1080/24p出力機能に対応。BDの1080/24p出力はもちろん、DVDの1080/60pアップスケーリングにも対応し、ハイビジョンの楽しみを拡大する。BDP-LX52とBDP-320は出力側のテレビやモニター、プロジェクターなどの特性に合わせた画質モード「アジャストモード」を用意、手持ちのテレビ機材に最適な画質で映像を再生できる。
BDP-LX52は業界初となるHDMI接続による「PQLSマルチサラウンド」に対応。今後発売が予定されている対応アンプとの組み合わせで、BDとDVDのマルチチャンネル音声においても、本来の音質を損なわない高純度な伝送を実現した。また、3機種ともロスレスサラウンドのビットストリーム伝送に対応、HDMI端子からの出力も可能だ。
インタラクティブ機能BD-LIVEには3機種とも対応し、インターネット経由でディスクには収録されていない特典映像や字幕情報などをダウンロードできる。さらにBDP-LX52とBDP-320では、ダウンロードコンテンツの大容量化に対応するため、外付HDDの接続が可能になっている。
思い切った戦略価格を打ち出したBDP-120は、一部機能は省略・簡略化されているが基本性能は高く、クイックスタート(0.8秒)とワンタッチで映像を飛ばしたり戻したりできる「CMスキップ」「CMバック」など独自の機能も持つ。厚さ58mm、2.7kgの薄型軽量設計で、消費電力17wという業界トップクラスの省エネ性能を実現している。
BDP-LX52 88,000円(税込)
BDP-320 オープン価格(推定5万円前後)
BDP-120 オープン価格(推定3万円前後)
問:0120-944-222(カスタマーサポートセンター)
http://pioneer.jp

vsw