青山真治監督がShort Shorts Film Festival & Asia ミュージックShort クリエイティブ部門第1回ゲスト審査&招待作品制作


作品応募締め切りが1月30日と間近に迫ったShort Shorts Film Festival & Asia(SSFF&ASIA) ミュージッククリエイティブ部門。その第1回ゲスト審査員を映画監督・青山真治さんが務めることが決定。また、公募クリエイターと同じく、対象楽曲を使ってオリジナル作品を制作することも併せて発表された。


aoyama.jpg米国アカデミー賞公認 の国際短編映画祭 「Short Shorts Film Festival & Asia」 は、新たなエンタテインメント・コンテンツの創出と才能あるクリエイターの発掘を目的として、2010年度より「ミュージックShort クリエイティブ部門」を新設。第1回のゲスト審査員を青山真治監督が務める。
さらに青山監督は審査を行うだけでなく、本部門にエントリーされた楽曲を使用してオリジナルの映像作品も制作することが決まった。この作品は6月に開催される映画祭で上映される。
「正直言って長篇映画を作ることが仕事の僕には難しいジャンルです。同じ映像だと軽く言えない。何が出てくるかわかりませんが、何が出てきてもやさしくしてやってくださいね」と控えめなコメントを寄せているが、海外でも高く評価されている青山監督が公募クリエイターと同じ条件でどんな作品を作るのか楽しみだ。

青山真治監督プロフィール
1964年、福岡県出身。1996年『Helpless』で長編デビュー。『EUREKA』(2000)で、カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞・エキュメニック賞を受賞。その後も、『レイクサイド マーダーケース』(2004) 『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(2005)『サッド ヴァケイション』(2007)などの話題作を手がける他、小説家としても著作物多数。
Short Shorts Film Festival & Asia 「ミュージックShort クリエイティブ部門」について
各レコード会社から公式にエントリーされた楽曲をテーマ曲として、クリエイターが自由に応募作品を製作できる。製作した作品は、映画祭で上映するだけでなく、エンターテインメント・コンテンツの企画制作・配信を手がける株式会社フェイス・ワンダワークス(http://www.faith-wonderworks.co.jp/)を販売窓口として、携帯やPCなどの配信コンテンツとして、国内の事業者へ販売される。配信コンテンツから発生した収益は、エントリーしたレコード会社、配信事業者、クリエイターなどへも配分される。
応募手順
①使用可能な楽曲は、http://www.shortshorts.org/2010_call_for_entry/ja/music.html
から試聴・購入が可能
②エントリー楽曲の総尺の1/3以上を使用した10分以内の映像作品を制作
※エントリー楽曲以外の楽曲は自由。ただし使用著作に関しては製作者の責任となる
③2010年1月30日(土)(当日消印有効)までにショートショート フィルムフェスティバル &アジア宛に応募作品を送付
賞・副賞
2010年6月の映画祭で発表されるミュージックShort クリエイティブ部門の優秀賞受賞作品には、賞金60万円に加えて、副賞としてフェイス・ワンダワークスのCM制作および、さらなるミュージック Short作品の海外での撮影の機会を与える20万円相当旅行券の贈呈が予定されており、クリエイターにさらなる飛躍のチャンスが提供される
問い合わせ&作品送付先
SSFF&ASIA実行委員会
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-10-2 MBE 705
Tel.03-5474-8844
■映画祭公式HPhttp://www.shortshorts.org
■ミュージックShort部門の詳細ページhttp://www.shortshorts.org/2010_call_for_entry/ja/music.html

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vsw