キヤノンエキスポ Canon EXPO Tokyo 2010で見たもの


11月10日~12日、東京品川のグランドプリンスホテル新高輪において、キヤノンエキスポが開催された。5年に一度、世界各地で開催される展示会。映像関連の気になるものを写真を中心にレポートする。


◆話題の4Kカメラが登場!ビデオカメラのすすむべき道はこれか!?
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2/3型800万画素のCMOSセンサーを搭載した4Kの業務用カメラ。マルチパーパスカメラとして展示。60フレームを超える高フレームレート(具体的なフレーム数は未公開)で、高精細な動画を撮影できるだけでなく、静止画として瞬間を切り取りこともできる。レンズは一体型で、35フィルム判換算で、24-80mm F1.8-3.8。フル電子制御の駆動方式を採用するという。
手持ちができるようにグリップもあり、スチルとビデオのハイブリッドのスタイル。
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このカメラには記録部がないので、
4Kの映像をスルーで出し、800万画素(4K)の液晶モニター(参考出品)に表示。ひじょうに高精細でノイズの少ない映像を見せていた。
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4Kカメラで撮影した静止画をプリントアウトして展示。2/3型のCMOSなので、ボケはきたいできないが、一瞬を捉えられるメリットをアピール。
◆キヤノンが業務用の液晶モニター市場に参入か?
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8メガピクセル(4K)の30型業務用液晶ディスプレイ。超高精細、広視野角、広色域、高階調表現を可能にする映像エンジンと超高解像度液晶パネルを搭載。
AdobeRGBとデジタルシネマ色域をサポート。デザイン、CG、印刷、映像制作、デジタルシネマ制作等の幅広い業務用途を想定している。
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こちらはフルHD画素の17型業務用液晶ディスプレイ。EBU,SMPTE-C,ITU-R BT.709色域を正確に再現する。映像制作用途向けだが、InterBEEには出展しないとのこと。
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4メガピクセル、30型の業務用高精細液晶ディスプレイ。キヤノン独自の映像エンジンを搭載。AdobeRGB色域に対応。写真編集、デザイン、印刷業界向け。
◆巨大サイズのCMOSと1.2億画素!のCMOSセンサー
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CMOSの製造は30cmの円形のウエハをまず作り、それを細かく切り出して製作するが、その30cmのウエハまるごとのCMOSセンサーを作ったら、どれほどの映像が出てくるのだろうか。隣では35㎜サイズ比較して、かなりの高感度が得られるというデモをしていた。
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なんと1.2億画素のCMOS(APS-C)。たとえばその1.2億画素のうちフルHDにあたる部分を抜き出して、パンニングするといったことも可能。
◆近未来の映像機器を提案した参考出品
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スチルとビデオのハイブリッドカメラのイメージ。
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コンパクトな2眼式の3Dカメラ。
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ヘッドマウントディスプレイ。