独・シュナイダークロイツナッハ社のデジタルシネマ用レンズCine-Xenar(シネ・ゼナー)、日本国内で2011年2月発売開始


ドイツのシュナイダークロイツナッハ社のデジタルシネマ用レンズ「Cine-Xenar(シネ・ゼナー)」が、2011年2月より日本国内で発売される。発売元は(株)駒村商会。PLマウントを採用し、デジタルとフィルム両方のシネカメラに対応するほか、キヤノンのEOSマウントにも対応可能。レンズ5種類のほか、ハードケース、キヤノン用マウントが発売される。


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シネ・ゼナーシリーズは、デジタルシネマでの使用を前提に設計されており、25mmから95mmまで5種類の単焦点レンズがラインナップされている。いずれも同じ外形寸法(全長184mm×直径104mm)となっている点が大きな特徴で、フォーカスやアイリスコントロールの位置も同一となっている。つまり、レンズを交換しても操作性は変わらず、レンズの交換や撮影時の取り扱いがぐっと容易になっている。希望小売価格も税込732,900円で統一されている。
マウントはデジタルシネマと35mmシネマカメラの両方に対応するPLマウントで、マウントアダプターを装着することでキヤノンEOSシリーズにも装着が可能になる。33mmのイメージサークルは、2k/4kシネマやEOS 7D/1D Mark Ⅳをカバーする。
光学系はデジタルシネカメラやEOSでの使用で優れた性能を発揮するテレセントリック光学系を採用。全レンズがカラーマッチしているので、レンズを交換しても色味の統一を図ることができる。フォーカススケールもキャリブレーション済みで、レンズ交換は容易。内蔵ライトトラップとシュナイダーが誇る高性能コートでフレアーを徹底補正、歪みもひじょうに少ない。絞り機構は18枚羽根で、すぐれたボケ味効果を実現。フィルター径は102mmで統一され、大口径と堅牢な構造で自由度の高い撮影を約束する。
Cine-Xenar 25mm/T2.2 ¥732,900
Cine-Xenar 35mm/T2.1 ¥732,900
Cine-Xenar 50mm/T2.0 ¥732,900
Cine-Xenar 75mm/T2.0 ¥732,900
Cine-Xenar 95mm/T2.0 ¥732,900
Cine-Xenar 5本セット(25mm/35mm/50mm/75mm/95mm) ¥3,150,000
Cine-Xenar用キヤノンマウント ¥47,250
Cine-Xenar用ハードケース(レンズ6本用) ¥126,000
Cine-Xenar用ハードケース(レンズ1本用) ¥60,900
価格はすべて希望小売価格(税込)
問:駒村商会 プロフェッショナル・イメージンググループ Tel.03-3639-3351
http://www.komamura.co.jp/

vsw