デジタル双眼鏡は手にしてみると欲しくなる


ソニーデジタル双眼鏡DEV-3/DEV-5Kのニュースはこちらに書きました


DEV-3.jpg
そこのなかででこんなことを書きました。
以下引用。
目で見たままを記録したい、それがビデオカメラという製品の進化の方向だったと思う。
小型サイズで手のひらにすっぽりおさまったり、オートフォーカスやオート露出、シーンをカメラが判断して何もしなくてもきれいな画が撮れたり、歩きながらでも手ブレしない滑らかな映像を作ってくれたり・・・。これまでパスポートサイズやTRVスタイルなどエポックメイキンングな製品でビデオカメラの歴史を作ってきたがソニーが、次に提案(挑戦?)するビデオカメラの進化の方向が、このデジタル双眼鏡である、と言ってしまうのは、ちょっとうがちすぎだろうか?
(引用終わり)
このところ、ヘッドマウントディスプレイといい、挑戦的な商品を提案しているソニーですが、わたしにとっては、このデジタル双眼鏡がビデオカメラの進むべき道をも模索しているように思えました。
ご存知のとおり、今、ビデオカメラは微妙な立場にあると思います。
サイバーショットのHX9VのようなカメラでもフルHD動画が撮影できるようになり、それがかなり画質がいい。しかも安い。長時間記録しないなら普通の人ならサイバーショットで充分かもしれません。
一方で、画質でいうとデジタル一眼ムービーにかなり押されています。今や映画だけでなく、テレビでもEOS MOVIEを持っているスタッフがうつり込んだりしています。
ビデオカメラの価格もこの2年でかなり下がってきました。
キヤノンなどは、G10で徹底的に電動ズーム機能に磨きをかけることで、デジタル一眼やコンデジにできない方向性を打ち出しているように思えます。
では、ソニーはどうするのか?
ビデオカメラではシェアトップでしょうが、ビデオカメラ自体が儲からなくなってきてはトップであっても将来性はありません。
ということでのDEV-3というのもひとつの模索と見ることもできるかもしれません。
トップを走っているのだから、ライバルを追いかける必要もないけど、
今の段階でいろいろ手を出して挑戦しておかないと、ということで。
NEX-VG20もその実験のひとつでしょう。
個人的にはモノとしてのDEV-3に惹かれています。
まずデザインがいい。全体のシルエットもいいし、ちょっとゴツゴツしたところもカッコいい。これってアンドロメダでしょう?
部屋の本棚に置いておいてたまに触ったり、構えたりしてみたい(笑)。
ソニーはバードウォッチャーに提案しようとしているのですが、
まあ、そういう用途もきっとあるとは思うのですが、
遠いところよりも近いところのほうが3D効果は高いので、バードウォッチャーに受けるかどうか、正直いってわかりません。
双眼鏡の魅力って、肉眼よりもクリアで明るい視界にあると個人的には思っているので、このデジタル双眼鏡ではそういった良さはさすがにありません。メリットは「手ぶれ補正」と「記録できる」ということだけなのです。それで13万円出すかどうか。
それよりも新しモノ好きに絶対アピールすると思うのです。
しかも実際に手に取って、触らせて、覗かせれば、買う人はかなりいるのでは?
かくいう私も個人的にも猛烈に欲しくなったのですが、
最大の問題が、視力がファインダーに合わないこと。
まず眼鏡をかけていると、3Dには見えなかった(私の場合)。
視度調整があるので、眼鏡の人は裸眼で対応できるというのですが、
私の場合は、裸眼での視力が悪すぎて、視度調整をいっぱいに回してもボケていて、ぼんやりしか見えないのです。でもこの3D双眼鏡の魅力はそれなりに伝わってきました。
かろうじてメニューの文字は読めるので、使えないことはないのですが。
買う気満々なのに・・・残念です。
いずれにせよ、このデジタル双眼鏡、
ぜひ手にもって、覗いてみてほしいですね。
たぶん発売前でもソニービルに置かれるのではないでしょうか?
DEV3_2.jpg
DEV3_3.jpg
▲CEATECの会場にて、デジタル双眼鏡とヘッドマウントディスプレイを試したい人が順番待ちの列をつくっている。左がデジタル双眼鏡で右がヘッドマウントディスプレイ。デジタル双眼鏡は待ち時間15分。列の長さをみると、ヘッドマウントディスプレイのほうが人気で人が3倍くらい多かった。
両方じっくり試した経験から言わせてもらうと、視力が大丈夫なら、ヘッドマウントディスプレイよりもデジタル双眼鏡のほうが刺激的なおもしろい製品だと思う。