キヤノンEOS C100 
CINEMA EOS SYSTEMの入門機が登場


キヤノンからCINEMA EOS SYSTEMの新製品 EOS C100が発表された。
CINEMA EOS SYTEMは、昨年秋にシネマ用のレンズ群とEOS C300が発表され、今年から発売が開始されていた。EOS C300は映画、CM、PVの現場で多数活用されている。EOS C100はそのEOS C300の下位モデルであり、価格はオープン価格となっているが、EOS C300の半額以下になる模様。11月下旬発売。


C100_01.jpg
C100_02.jpg
EOS C300とまったく同じスーパー35㎜相当のCMOSセンサーを搭載。EFマウントを採用。ボディはC300よりもさらに小型軽量になった(EOS C300比:容積比85%、410gの軽量化)。ボディのコンセプトは変わらず、マイクユニットとハンドル、回転式グリップが着脱式。可動式の液晶モニターがボディ後部に設けられた。ビューファインダーもC300と同等のものではないものの装備。NDフィルターは機械式のダイヤルタイプを採用している。
C100_03.jpg
コーデックはEOS C300のMXF MPEG2 422 50Mbpsに対して、C100はAVCHDを採用。ただし60pには対応していない。
記録メディアはSDカード(2スロット)で同時記録、リレー記録、メディア間ダウンコンバートが可能。
HD-SDI出力は割愛され、HDMI出力のみ。ただしHDMI端子には、コネクター丈夫に締め付けネジ穴を装備し、対応ケーブルで固定することで抜けを防止できる。
ガンマはCanon Logを採用するともに、REC709ベースでポスト処理が不要な広ダイナミックレンジの「ワイドDRガンマ」も新たに採用。
C100_04.jpg
EOS C300がCMや映画市場向けだったのに対し、C100はそのサブカメラとしての位置づけのみならず、ドキュメンタリーやブライダル、ハイアマチュア、教育市場までターゲットを幅広く狙っている。より汎用性のあるAVCHD記録にして、ワンマンオペレーションに最適なカメラというコンセプト。たとえばC300ではできなかったAFにも対応。撮影開始前、ONE-SHOT AFボタンを押すことで画面中央に被写体にピントを合わせる。露出もPUSH AUTO IRISボタンを押している間はAEが作動するなど、よりイベントビデオグラファー向けの仕様になっている。
C100_06.jpg
編集部では現時点でまだ実機を確認していないが、9月20日売りの10月号では、ファーストインプレッションをお届けしたい。
なお、EOS C500も正式発表となった。EFマウント、PLマウントともに発売は10月下旬。また4K動画記録に対応したEOS-1DCは12月発売予定とアナウンスされている。