タブレットでリモート操作が可能な ライブ配信カメラ2モデルが登場


 JVCからライブ配信機能を備えるカメラGV-LS1とGV-LS2が登場する。LS2は9月下旬発売で価格はオープン(推定10万円前後)。LS1は10月下旬発売で価格はオープン(推定6万円前後)となる。


パン・チルトの電動雲台を搭載するLS2


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 GV-LS2は電動雲台を搭載したモデル。Wi-Fi接続に対応し、専用アプリをインストールしたタブレットやスマートフォンでパン・チルト、ズーム等のリモート操作が可能になっている。パン・チルト、ズームの速度は3段階で調節が可能。画角は35mm判換算で29.5-295mm。開放F1.2の明るいレンズで光学10倍ズームに対応する。

単焦点ワイドレンズモデル。劣化のないデジタルズームでパン・チルトにも対応


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LS1は、F2.8 24mmの単焦点ワイドレンズを搭載するモデル。2倍のデジタルズーム時にパン・チルトの操作も可能。高画素センサーを搭載しており、デジタルズームでも画質劣化がないという。カメラは防滴仕様になっている。
 両機ともにSDカードスロットを搭載し、AVCHDで録画を残せる。さらにステレオマイクやLEDライトを内蔵する。

タブレットやPCで最大4台のカメラをコントロールできる


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 カメラ操作用の専用アプリ。Android端末の他、iOSにも対応予定だという。カメラとはWi-Fiで接続し、1台のカメラであればルーター不要で接続できる。また、ルーターを用意すれば1つのアプリで最大4台のカメラをコントロールできる。また、1台のカメラにつき4つの視点をメモリーしておくことができる機能も搭載される。
 配信には、配信ソフトをインストールしたパソコンを別途用意する必要があり、配信ソフトにはワイヤレスでカメラが認識される。PCへのストリーミングはMPEG2-TSを採用し、1920×1080/60iで最大15Mbpsで配信ソフトに動画が送出される仕様になっている。
◆ニュースリリース

http://www3.jvckenwood.com/press/2012/gv-ls2.html

vsw