ビデオ道場 11月号


月刊誌「ビデオサロン」で連載中の読者投稿コーナー「魁!! ビデオ道場」では、毎月1作品を「大賞」、次点作品を「入賞」としてセレクト。大賞受賞者に金2万円ほか、大賞および入賞作品の栄誉をたたえて入賞ステッカーを贈呈しています。詳細は誌面をご覧ください。
今回は2012年11月号掲載の作品を紹介します。


【大賞】
東北の小さな町につたわる
冬の伝統行事に願いをこめて
ドキュメント
「雪の夜の願い事」 7分55秒

山岸太一さん(東京都世田谷区)
撮影/ソニーHVR-Z1J、HDR-HC1
編集/エディウスプロ5.5

歴代の投稿作品はすべて大賞獲得、という山岸さん。その最新作は、今までの投稿作の中で実質初めてといえるナレーション入りの新境地。ナレーションの味わい深さ、また内容も素晴しく、申し分のない大賞受賞作。1カット1カットの持つ力の強さをあらためて思い知らされる、必見の秀作。
【入賞】
日食とその撮影の記録をつぶさに
記録ビデオ
「金環日食の記録~那須塩原市にて」 4分11秒

杉山友一さん(栃木県那須塩原市)
撮影/ソニーHDR-PJ760V/XR520V、NEX-5
編集/プレミアCS5.5

以前の日食作品に続いての「日食観測」の完璧な記録作品。淡々と説明しながら、結構な本格的機材とノウハウには感服。「大変なことをさらっと見せる」この精神は作者の真骨頂と言える。
【入賞】
迫力満点の祭りに迫る!
祭りビデオ
「八百津だんじり祭り」 6分35秒

大矢治朗さん(岐阜県安八郡)
撮影/キヤノンiVIS HF M41
編集/エディウスネオ3

日本の各地に残る山車を使った勇壮な祭りを撮影。気迫のこもった祭りにふさわしく、作品からも「この祭りを全国に紹介する」という気概を感じる一作。
【入賞】
地域探訪
「秋彩女人高野宝生寺」7分57秒

田村克彦さん(奈良県橿原市)
撮影/ソニーHDR-CX550V
編集/DV-7G

ひとつのお寺をここまで繊細に、丁寧に撮影されているのは見事。特にインサートカットの素晴しさ、わびさびのきいた構図は秀逸。「見たいものを見せる」という痒いところに手が届いている作品。
ビデオスケッチ
「水車のリズム」 5分1秒

広瀬友三さん(兵庫県加古川市)
撮影/ソニーHDR-XR500V、DSC-HX100V
編集/ファイナルカットプロ7

「ある水車」という題材だけでこれだけのカットが撮れ見事に構成されて、水車のこともよく分かるナレーション。ナメショットが多すぎるきらいがあるものの思わず見とれるカットの連続で、まさに佳作。
地域探訪
「穂高連峰に沿って信濃路を訪ねる」7分45秒

渡辺俊雄さん(東京都多摩市)
撮影/キヤノンXF100
編集/エディウス6

松本城を中心とした旅行記。渡辺さんの得意技である見事な構図とセンスで、見ごたえある一作に仕上がっている。
スポット紹介
「寺と桜 浅草・浅草寺」 6分40秒

木村精二さん(東京都北区)
撮影/ソニーDCR-VX2100
編集/ウルトラエディット

誰もが知っている浅草寺の奥のまた奥、55年ぶりの特別公開の伝法院の回遊式庭園を目当てに出かけた作者がハンディで撮影した作品。じっくりと構えた姿勢での撮影で、ハンディでも気にならない安定感が○。
旅ビデオ
「昔娘三人旅INよねざわ」 7分40秒

羽鳥允祥さん(山形県米沢市)
撮影/ソニーHVR-HD1000J
編集/DV-7G

ぼやきのような作者のナレーションが楽しい、昔娘三人+1の旅。冒頭の8㎜フィルムと写真はやはり貴重で、見るものの心を懐かしさに揺さぶる。
ドキュメント
「極楽浄土へ皆を導いて」 5分

竹内正幸さん(長野県上田市)
撮影/ソニーHDR-FX7
編集/DV-7R

30年に一度のお開帳大法会に東日本大震災の犠牲者への祈りを込めた作品。ユニークな面を使った芝居など、珍しい撮影素材。作品中のアスペクト比の混在は統一化したいところ。
地域紹介バラエティ
「フレーフレー! 押上応援団vol.3」 7分45秒

藤村正夫さん(埼玉県草加市)
撮影/ソニーHDR-FX7
編集/プレミアエレメンツ4

バラエティ番組風のPRビデオ? と見える作品。この手の撮影はとにかく1カメで広角の使い方が勝負。撮りながら話の展開も聞いて対処するなど、結構難しい撮影の分野にチャレンジ。
スポット紹介
「星降る森のイルミネーション」 4分17秒

高木 茂さん(東京都西東京市)
撮影/パナソニックAG-HMC45
編集/エディウス6

西武園遊園地のイルミネーションイベントの記録作品。
◆この動画の記事は映像機器の専門誌『月刊ビデオサロン2012年11月号』をごらんください。