ビデオ道場 12月号


月刊誌「ビデオサロン」で連載中の読者投稿コーナー「魁!! ビデオ道場」では、毎月1作品を「大賞」、次点作品を「入賞」としてセレクト。大賞受賞者に金2万円ほか、大賞および入賞作品の栄誉をたたえて入賞ステッカーを贈呈しています。詳細は誌面をご覧ください。
今回は2012年12月号掲載の作品を紹介します。


【入賞】
小寺にひっそりと咲く花をモチーフに
ドキュメント
「ねぶれる花『かいどう』」 5分

小野 進さん(東京都八王子市)
撮影/ソニーHDR-SR12
編集/エディウスプロ5.5

鎌倉のお寺に咲く『かいどう』の物語。その花だけを撮影した作品ながら、寺を絡めてのナメショットも冴えていて、思わず「巧い」と言いたくなる作品。
【入賞】
スカッと気持ち良さ満点!
釣りビデオ
「テンヤ釣り 七里ヶ曽根のぼり鯛」 7分1秒

松尾 敏さん(福岡県北九州市)
撮影/ソニーHDR-CX520
編集/プレミアプロCS5

まさに「これだけ釣れれば面白くないわけがない!」というほどの大漁。作品面でも図解といい、痒いところに手が届く、釣りの素人が見ても分かりやすい配慮が嬉しい一作。
【入賞】
ドラマ
「いくつになってもSHINING」37分

阿部 誠さん(東京都世田谷区)
撮影/ソニーHVR-Z1J
編集/プレミア5.0

ミドルエイジのハートウォーミングなドラマ。役者は初めてという出演者の演技も素晴しい。最後のステージシーンの歌の音声がやや残念だったところ。
ぶらり旅
「常総線の旅」 6分25秒

渡辺英昭さん(茨城県取手市)
撮影/ソニーNEX-VG20
編集/エディウス6

ナレーターが主役の各駅停車のぶらり旅。首都圏では珍しい1両編成が風情を出している。さらっとした構成で、ナレーションも構図も◎。
イメージビデオ
「親緑 SHINRYOKU -緑と親しく」7分

金谷 功さん(京都府京都市)
撮影/ソニーHDR-CX720V
編集/ピナクルスタジオ15

新緑の公園探訪記。手ブレ補正の効いた移動ショットが特徴で、新緑の魅力を伝えてくれている。なにかひとつトピックが欲しいところで、例えば写生している方の絵や風景などを盛り込むのも手。
イベントビデオ
「江戸時代の『舟渡御』再現」 6分25秒

南雲清三郎さん(東京都狛江市)
撮影/ソニーHDR-PJ760V
編集/エディウス5.5

神輿や綺麗どころを積んだ船が隅田川を渡る、という行事を撮った作品。イギリスのテムズ川のイベントを彷彿とさせる舟まつりに思わず見入いる。
地域紹介
「中通古墳群と小嵐山の謎をさるく」 7分22秒

佐伯勝利さん(熊本県熊本市)
撮影/キヤノン iVIS HF G10
編集/ベガスムービースタジオ10

「さるく」とは「ぶらぶら歩く」という意味の九州の方言。その「さるく」感が良く出ている一作。古墳見学の行程に沿いながらインタビューや説明カット等を上手く入れた構成が見やすい。
観察ビデオ
「Feelings of Love」 2分36秒

田中憲司さん(東京都調布市)
撮影/ソニーNEX-7
編集/エディウス6

クローズ・アップショットだけで描いた愛情物語。仲の良さそうなつがいの小鳥の仕草は、人間の恋人同士のように見える。自作の音楽も手伝って見事な「Feelings of Love」。
地域紹介
「八方尾根トレッキング」 7分50秒

関口 豊さん(埼玉県狭山市)
撮影/ソニーHDR-XR520V
編集/プレミアプロCS6

八方尾根へのトレッキングを描いた作品。前半の「長野オリンピック開催地巡り」と後半の「高山植物とトレッキング」、2倍楽しめる旅の記録作品。
地域紹介
「秀次の町 近江八幡」 8分

広瀬友三さん(兵庫県加古川市)
撮影/ソニーHDR-XR500V、HC1
編集/ファイナルカットプロ7

今月2作目の「近江八幡」作品。同じ舟のシーンながらも、こちらは「秀次」というもうひとつの視点で町を描いている。構成の違いという意味で勉強になる「近江八幡」の2作。
観察ビデオ
「蛍の光」 5分

河合典之さん(三重県松阪市)
撮影/ソニーHVR-Z5J
編集/ウルトラエディット2

揺れがやや気になりなるものの蛍をパンできるほどの超アップ映像を楽しめる。ラストの「月と蛍」シヨットは秀逸。
探訪ビデオ
「被爆の街 長崎を歩く」 7分52秒

高木 茂さん(東京都西東京市)
撮影/ソニーHDR-CX700V
編集/エディウス6

いつになってもそこにあり続け、そして訴え続けなければならないもの、…広島と長崎。深く考えさせるテーマが込められた佳作。
散策ビデオ
「飛鳥山公園のあじさい」 6分

木村精二さん(東京都北区)
撮影/ソニーHDR-PJ760V
編集/ウルトラエディット

桜で有名な飛鳥山公園の片隅の、小径の物語。小さな撮影対象ながら、何か作者の暖かさが伝わってくる不思議な作品。平日の東京の妙な静けさが印象的。
「巨大杉の棲む森」 7分59秒
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