ビデオ道場 2013年1月号


月刊誌「ビデオサロン」で連載中の読者投稿コーナー「魁!! ビデオ道場」では、毎月1作品を「大賞」、次点作品を「入賞」としてセレクト。大賞受賞者には金2万円ほか、大賞・入賞および掲載作品にもその栄誉をたたえてステッカーを贈呈しています。詳細は誌面をご覧ください。
今回は2013年1月号掲載の作品を紹介します。


【大賞】
こだわりの作者が見せる、思わず唸る程のこだわりの「徐伸線」
ハウツービデオ
「素晴しい徐伸線の作成方法」 7分56秒

渡辺考三さん(埼玉県上尾市)
撮影/ソニーHDR-CX500V
編集/プレミアプロCS5+アフターエフェクツCS5

ある種のドキュメントとも、またコメディとも言える、独特の個性派ハウツー作品。制限時間遵守のためのハイテンポ処理さえも良いほうに転び、見ているうちに「もはや徐伸線はどうでも良い」とも思えるほど、いろいろな意味で楽しめる脱帽の一作。
【入賞】
美しい花火を描き上げる
花火ビデオ
「光の彼方に…」 6分45秒

広瀬友三さん(兵庫県加古川市)
撮影/キヤノン HF G10、ソニーHDR-CX560V
編集/ファイナルカットプロ7

本誌の花火特集に刺激され、新しいカメラも購入して臨んだという作者。花火見物席の限られた条件の下、考えられるカットを駆使してメリハリの利いた作品に仕上がっている。
【入賞】
水中の世界に引きこまれる8分間
水中ビデオ
「KASHIWAZIMA15. UNDER WATER」 8分

中尾新吾さん(愛知県今治市)
撮影/ソニーHDR-FX1000
編集/ベガスムービースタジオHDプラチナ10.0

テロップもナレーションもなく、撮影の巧さとカッティングだけなのに惹かれてしまう作品。8分間、別の世界にひたれる。
【入賞】
ビデオ好きの作者の半生が描かれる
セルフドキュメント
「とうとうビデオにはまってしまった」 7分50秒

松田治三さん(広島県広島市)
撮影/パナソニックHDC-TM45
編集/エディウス5.5

ビデオ趣味を振り返る作品。内面的な部分も含め、独特な世界感に吸い込まれる松田さんの作品は説得力のあるナレーションが秀逸。
ドキュメント
「早くこいこいお正月 山里の正月」 7分

渡辺俊雄さん(東京都多摩市)
撮影/キヤノンXL-H1
編集/エディウス6

保存された古民家でのお正月の準備と楽しみ。誰もが懐かしいと思う風景を、きらっと光る構図センスで描く。いいショットをさらに生かすべく、構成に深みが出る何かもう一視点を。
ドキュメント
「穴窯」 8分

藤田増夫さん(愛知県瀬戸市)
撮影/ソニーHDR-AX2000
編集/エディウスネオ3

荒削りなところは多々あるものの、なぜか引き込まれる作品。火の燃え盛るシーンにぐっと惹かれる。世界観はとてもいいので、もう少し細部に着目して作り込めば、とても良い一作になりそう。
鉄道ビデオ
「迷列車で行こう-レオライナー」 5分17秒

飯山一伸さん(東京都東村山市)
撮影/パナソニックHC-X900M
編集/ビデオスタジオプロX4

タイトルとは少し違った風合いながら、一路線をじっくり紹介している点は○。余計なものはないかわりに気づいたカットはすべて撮っておくという姿勢が好感の持てる一作。
(新規動画アップ)
セルフドキュメント
「映像と共に半世紀」 7分58秒 ※音楽著作権の関係で一部の音声はカットしています

有村 博さん(大阪府東大阪市)
撮影/50年の歴代カメラ
編集/エディウス6

カメラや機材の歴史を中心に、作者のビデオの歴史を振り返る作。8㎜からハイビジョンまで歴史の凄さを感じさせる。
祭りビデオ
「練り込み」 6分4秒

吉田正忠さん(三重県伊賀市)
撮影/ソニーHDR-CX700V
編集/エディウス6

地元のお祭りをしっかりと描いた一作。作品は時間軸に沿って構成されていて分かりやすい。ただ、どこかに華になる部分が欲しかったところ。
(新規動画アップ)
イメージビデオ
「真夏の深大寺界隈」4分26秒

田中憲司さん(東京都調布市)
撮影/キヤノンEOS 5D MarkⅢ
編集/エディウス6.5

進化し続ける田中さん、今回のタイトルは3D CG。ホームグランドの深大寺の夏の風景を綴った、一眼ムービー作品。