編集者にとってこんな幸せなことはないと後で気づく


InterBEE2013に玄光社ブースにお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。
玄光社として初めてブースを出したわけですが、わたしとしては、取材で3日間会場を歩き回るのに加えて、自社ブースのフォローもあって、あっという間の3日間でした。15年以上、InterBEEに来ていると思いますが、こんなInterBEEは初めてです。


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 もともとこのブースはクリエイティブゾーンの一コマとして、コマーシャルフォト宛てに話がきたものでした。本来、ビデオサロンとしてはあくまでInterBEEに出展するメーカーを取材する側であり、自分たちの宣伝する余裕があるなら、もっと取材しろよ~とみなさんに突っ込まれそうです。取材もブースも両方できるのかどうか心配だったのですが、ただ本の販売もしてOKということでしたので、今回はビデオサロンで作った映像制作関連のMOOKを出すことになりました。
 そして、その販促の一環として、「プロジェクション・マッピング入門」の教材として制作したものをデモセットとして展示することになりました。
 この本のダイジェストのトレーラーはWEBにアップしていますが、やはり実際にその場で起きている卓上プロジェクションマッピングを見ると、まるで違います。記録された映像ではどうしても伝われないものがあるのです。
 ですから、できるだけ多くの人に自分の目で見てもらいたいという思いがありました。そこで、著者のマサルさんに無理をお願いして、デモセットを作っていただいたのでした。
 その効果は絶大で、食い入るように見入る人多数。最終日の午後にはマサルさんも駆けつけてくれたおかげもあり、かなり本を売ることができましたし、多くの人にその面白さを感じていただくことができました。
 3日間疲れ果て、家に帰って茫然としていたのですが、よくよく考えてみると、自分の作った本を会社のスタッフがみんなで売ってくれて、さらに著者まで駆けつけてくれて、しかも目の前で本が売れていくと体験って、編集者にとってそうそうないです。これ以上に幸せなことってないよなあと今さらながらに気づきました。
 一方で1年近く前に作った本が売れていくのを見ると、ちょっと心苦しいところもありました。
私がもし売り子だったら、「いや~、その本、ちょっと情報が古いところもあるんですよね。もちろん、今でも役に立つ情報は載っているんですけど。でも実は解説しているソフトのバージョンが1世代前でして・・・」みたいな言い訳ばかりして、結局売れなかったかもしれないし、売れてもちょっとだけ申し訳ないという気持ちが残るかもしれません。
 ということでは、現在は「デジタルシネマカメラ完全攻略」の続編、「4K映像制作マスター」を鋭意製作中です。