XF205の回転グリップ機構が気に入った


ビデオサロン9月号が発売になりました。
今号で気になるカメラは3台、
ソニーのPXW-X70(AX100、CX900の業務用モデル)
パナソニックのFZ1000
そしてキヤノンのXF205
どれもそれぞれのポジションがあり、良さそうなカメラです。


X70、4K有償対応をアナウンスしたのが良かったですね。
4Kモードのスペックが決まっていないのが気がかかりですが、
最低でも100Mbpsオーバーにしてくれれば「買い」でしょう。
触ってみて印象が良くなるのがXF205です。
やっぱりビデオカメラはこのサイズと重さがいいです。
とくにカメラマンでもないのに、これ以上の重さは正直、きついものがあります。
実は、私は画質は見ていないのですが、このカメラは画質ではないでしょう。
とにかくビデオカメラとして好ましい操作性がいい。
気に入ったのは、回転グリップです。
とかく回転グリップというと、機構的にボディ中心からグリップが離れることによって、
重心が右側に偏り、重く感じがちなのに加え、カメラが左側に傾いてしまうというのが欠点でした。
ところがこのXF205は違います。
XF20502.jpg
グリップの形状、とくに下のほうを削ることによって、重心が下に来ているような気がします。
「いや~、キヤノン、がんばったなあ」というグリップです。
XF105のホールド感も素晴らしかったのですが、実は長く持っているとなぜか疲れました。
でもこの205は回転グリップなのに(回転グリップだから?)、
XF105より手持ちが楽なような気がします。
XF20501.jpg
このカメラ、3連リングとか、3スロット同時記録とか
音声は内蔵マイク+外付けで最大4CH収録とか、至れり尽くせりなのですが、
ボディの細部へのこだわりがいい。
とくに液晶パネルを開くところの指のひっかかり。
おそらく手が大きい人とか、防寒用のグローブをしていても開くようにしたのかもしれません。
カメラマンにヒアリングして作ったカメラなのでしょう。
キヤノンといえば、HDV時代のA1とかG1は名機だと思っていましたが、
XF205はその後継と言えるかしれません。
しかも、A1、G1よりもかなり洗練されています。
齊藤カメラマンのレポートは、9月号P36からです。