映像配信の現場から~ブイキューブ Studio Octo


安定した映像収録と配信ができる
動画マーケティング時代のビジネスに使える
新世代スタジオが誕生した

映像配信はビジネスにどう活用するかという段階に完全に移行している。

ここでは、東京恵比寿のガーデンプレイスで昨年末にできた

ブイキューブが運営するStudio Octoのシステムと運用事例についてみていきたい。



取材先:ブイキューブ Studio Octo(スタジオオクト)


レポート:ビデオサロン編集部

img_octo201508_01.jpg
(1)大スタジオは足元までグリーンバックが可能。

img_octo201508_02.jpg
(2)メインカメラはソニーのPXW-X160。カメラ前にプロンプターを装着。

(3)合成で足元まで撮影する場合はすぐに縦位置にできる。

img_octo201508_03.jpg
img_octo201508_04.jpg
img_octo201508_05.jpg

img_octo201508_06.jpg
(4)合成用にトライキャスターを使用。

(5)(6)スイッチャーはローランドのVR-50HD。全スタジオに導入されており、さらに持ち運び用に2台ある。

img_octo201508_15.jpg
お話を伺ったブイキューブ スタジオオクトのスタッフの方々。左から技術担当の木村裕義氏、ディレクターの小木曽浩介氏、マーケティング担当の迫裕一氏、技術担当の安部一晃氏。

http://jp.vcube.com/service/octo/

テレビ会議、ウェブ会議などのサービスを提供するブイキューブが、昨年11月、セミナー開催やライブ配信ができる8つのスタジオ「Studio Octo(スタジオオクト)を東京の恵比寿ガーデンプレイスタワーに開設した。もともと中目黒の本社に2部屋、その周辺に2部屋の配信スタジオがあったが、スタジオの需要増に合わせ、本社に1部屋を残して、最大8部屋に拡張。より交通の便が良い場所に、ビジネスに使える高級感と信頼性のあるスタジオというコンセプトで構築した。

ユーザーは医療系や金融証券関係、遠隔教育などが多く、最近は企業の人事採用でオンライン会社説明会を開催する需要が増しているという。また、ここ1〜2年は、SNSと連動した動画マーケティングが注目を集めており、それに対応したと言う。

Studio Octoは、30人くらいまでのセミナーを開催・収録・配信したり、バーチャルスタジオで全身を合成できる大スタジオをメインに、3〜5人でセミナーを配信できる中スタジオ、講師1人用の小スタジオが5つという構成。大スタジオは繁忙期に部屋を仕切って2つのスタジオとして使うことができる。

カメラはソニーの業務用ハンドヘルドPXW-X160をメインに、4Kカメラも用意。小スタジオ用は家庭用ビデオカメラを設置。

スイッチャーはすべてのスタジオにローランドのVR-50HDが入っている。誰でも使いやすい操作感が採用の決め手だったという。さらに、スタジオ外での出張配信のために持ち運び用として2台追加した。

ブイキューブはもともとウェブ会議のソフトウェアサービスを開発してきたので、ITに強いスタッフが揃っている。そのノウハウを生かして、他のスタジオにはないクラスの太い回線を敷設している。そこに映像系に詳しいスタッフが加わることで、映像・音声においてもネットワークにおいても安定した収録と配信が実現した。そこにホスピタリティが加わったのがStudio Octoなのである。

映像分野は、テレビでも映画でもパッケージでもない、配信用途で急速に発展する兆しを見せ始めている。その動向には要注目だ。

img_octo201508_07.jpg
(a)(b)中規模スタジオは3〜5人程度入れてV-CUBE セミナーを配信できる。カーテンを引けばグリーンバックになり簡単な合成は可能。
img_octo201508_08.jpg
img_octo201508_09.jpg
img_octo201508_10.jpg

img_octo201508_11.jpg
(c)(d)(e)小規模スタジオは講師1人、スタッフ2人でコンパクトに運用。こちらもVR-50HDが活躍していた。講師はワコムのペンタブレットを自分で操作してパワーポイントを送ったり、手書きで文字を書いたりしてセミナーを進める。

img_octo201508_12.jpg
img_octo201508_14.jpg
img_octo201508_13.jpg

(f)控え室で打ち合わせ。眺望もよくホスピタリティは最高。(g)メイクルームも完備。(h)スタジオ内は全体に落ち着いた内装で高級感がある。