CP+2016で気になったもの(その1)


いささか旧聞になってしまうが、2月25日〜28日の4日間、パシフィコ横浜で開催されたCP+2016で、ビデオユーザー目線で気になったものをピックアップしていこう。
なお、すでに「編集長の取材ノート」に掲載したものは割愛している。
CP+で個人的に気になったレンズなど
CP+最終日


Eマウントをめぐる状況は、ソニーだけでなく、他社が加わることでますます面白くなってきている。シグマのコンバーターについては、こちらですでに紹介しているが、コシナもワイド側のマニュアルレンズを3本開発中。α7のボディとの組み合わせはひじょうにしっくりくる。
参考出品のULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III(E-mount) 8月発売予定。
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HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical (E-mount)15,5000円 5月発売予定。
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SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical (E-mount)115,000円 4月発売予定。
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本家のソニーでは、新たにG MASTERシリーズを発表。注目は85mmの単焦点ポートレートレンズ。デモ機を並べモデル撮影ができるようなコーナーが人気だった。
動画用途も考慮され、絞りはクリックを外し、滑らかに無段階で回すことができる。
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マンフロットブース。Digital Directorの発想の延長線上にあるもので、LEDライトをiPadやスマホからコントロールできるというシステム。多灯コントロールが可能なので、撮影位置から被写体を見ながら、手元で光量や色温度などを調整できる。
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プロ向け動画エリア内のライトアップブース。Redrockmicroには、ワイヤレスでフォーカスを送れるシステムが以前から存在していたが、それをシステム化したのが、SCOUTというセット。レンズには回転径を大きくしたギアを装着し、左手のグリップにある回転ダイヤルでフォーカスを送る。ワンマンオペレーション向きのシステム。
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エーディテクノブースでは、4K/30p入力に対応した7型モニター75HAを参考出品。解像度は1920×1080のIPSパネル。HDMI入出力端子を装備。クリップガイド、ピーキング、ヒストグラムなどの機能もあり。ソニーLバッテリー用のプレートが付属する。これはぜひ早く出してほしい。
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●その他のCP+レポート記事
http://www.genkosha.com/vs/report/cp_plus/

vsw