ティアックはインターネット生放送向け家庭用放送機器『MiNiSTUDIO シリーズ』を、TASCAM（タスカム）ブランドで全国の量販店および楽器店等を通じて発売する。
『MiNiSTUDIO シリーズ』は、業務用放送機器を手掛けるTASCAM とニコニコ生放送を運営する株式会社ドワンゴのコラボレーションで誕生した、インターネット生放送用の新しいオーディオインターフェース。誰でも世界に向けた番組放送が楽しめるようになる「家庭用放送機器」。TASCAM は4 月29～30 日に幕張メッセで開催されるニコニコ超会議2016 に出展し、『MiNiSTUDIO シリーズ』を展示する。
インターネット生放送向け家庭用放送機器オーディオインターフェース
MiNiSTUDIO
CREATOR US-42
オープンプライス（推定 税抜18000円前後） 6月上旬発売
MiNiSTUDIO
PERSONAL US-32
オープンプライス（推定 税抜き13000円前後） 6月上旬発売
『MiNiSTUDIO シリーズ』はポン出し機能を搭載し、ボタンを押すだけで効果音を加えることが出来る。また、司会者やゲストの声を変化させるボイスエフェクトやリバーブも搭載。ワンアクションで声に変化を加えることができる。
TASCAM製品として音質にもこだわり、音楽制作機器譲りの高音質回路を搭載し、マイクをつなぐだけでクリアなサウンドを得られる。
インターネット生放送での使いやすさを念頭にユーザーインターフェースを新規設計。株式会社ドワンゴとの共同開発によりインターネット生放送に必要なことを洗い出し、徹底的に操作子の数を絞り込むことで、音響機器に詳しくないユーザーでも直感的に使えるようにデザインしている。
専用ソフトウェアも、だれでも使える”EASY”タブと、上級者向けの”EXPERT”タブを用意している。エントリーモデルであるMiNiSTUDIO PERSONAL は、これ1 台で気軽に高品位なインターネット生放送が楽しめるモデル。本体にコンデンサーマイクを内蔵しているため、マイクを購入する必要がない。
上位機種であるMiNiSTUDIO CREATOR は、音楽制作の用途にも対応。モード切り替えによって信号経路が自動的に切り替わる。BROADCAST モードではループバック機能が常時ON になるが、CREATOR モードではループバック機能がOFF になる。
2モデルの違いは、入力系。MiNiSTUDIO CREATORは、ボーカルとギター、ゲスト対談など様々な用途に使える2 つの入力端子を装備。音質にもこだわり、贅沢なディスクリート構成のHDDA マイクプリアンプを搭載。チェック用のモニタースピーカーが接続できるLINE OUT 端子も装備する。
■ 製品ページ
『MiNiSTUDIO CREATOR US-42』
https://tascam.jp/jp/product/us-42/
『MiNiSTUDIO PERSONAL US-32』
https://tascam.jp/jp/product/us-32/
