EIZO、キャリブレーションセンサー内蔵 映像制作用液晶モニター「CG247X」を発売


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EIZOはキャリブレーションセンサー内蔵の24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG247X」を2016年6月3日に発売する。WUXGA(1920×1200)解像度。価格はオープン。EIZOダイレクト販売価格191,160円(税込)を予定している。
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CGシリーズの特徴は、画面下の筐体部にキャリブレーションセンサーを内蔵していること。専用ソフトウェアColorNavigatorを使って用途に応じた最適な表示にキャリブレーションすることができる。あらかじめ設定しておくことで、作業者不在時やPC電源オフ時も、内蔵のキャリブレーションセンサーが自動で再キャリブレーション(色域・白色点・輝度の再調整)を行うセルフキャリブレーション機能も備える。

前モデルCG247からの進化ポイント

デジタルシネマ規格「DCI-P3」カバー率98%の広色域表示
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 Adobe RGBカバー率99%、デジタルシネマ映写の色域である「DCI-P3」カバー率98%(前モデルは95%)を実現することで、一般的なモニターでは再現しきれない鮮やかな色を再現できるようになった。EBU、Rec.709、SMPTE-C、DCIなど放送規格で定められた色域・ガンマを再現するカラーモードも搭載し、制作物の基準となる規格に合わせた表示が可能になっている。
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 コントラスト比はDCI規格に準拠した1:1500。画面にはリタデーションフィルムを採用することで、斜め方向から画面を見たときに生じるバックライトの光漏れを低減している。ポスプロスタジオなど暗室環境でも、白浮きを抑えた引き締まった深い黒色を表示できるという。

1080/24pやI/P変換に対応

 1080/24p表示にも対応し、通常のモニターでは毎秒60コマに変換するプルダウン処理が行われ、動きに不自然さが生まれることがあったが、映画フィルム本来の動きをそのまま表示できる。さらにHDMI端子はI/P変換に対応し、インターレース映像入力時の映像のちらつきを防止できる。また、HDMI入力時にはタイトルやテロップの表示位置を確認できるセーフティーマーカー機能も搭載される。
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▲CG247Xの装備端子
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▲暗所でも使いやすいLEDフロントボタン

10bit入力と3D-LUT機能に対応

 DisplayPortとHDMIでの接続時に10bit入力に対応し、約10億7374万色の色再現と滑らかな階調表現を可能にする(10bit表示には10bit出力に対応したグラフィックスボードとソフトウェアが必要。また、HDMI接続時は、Deep Color対応機器も必要になる)。また、画像表示において特定の色をRGB立体上で個別に調整できる3D-LUTを搭載。映画フィルムの特性ファイルである3D-LUTファイルを適用した表示にも対応する。
●CG247X製品情報
http://www.eizo.co.jp/products/ce/cg247x/
●ニュースリリース
http://www.eizo.co.jp/press/archive/2016/NR16_007.html