初開催された関西放送機器展レポート


6月23日(木)と24日(金)の2日間、大阪南港にあるATCホールに置いて、初の関西放送機器展が開催された。テレビ大阪などが中心となり、東京に次ぐマーケットということで、大きなビジネスチャンスのある関西地域の大規模展示会として立ち上げた。今回が第1回目ということで出展者側も当初は出店を様子見をするところもあったが、結果的には大半のメーカーが参加。動員目標は4000人ということだが、初日の午前中からまずまずの来場者があり、各出展ブースの担当者は手応えを感じていた。出展者は80社・団体、展示規模102小間となった。


この秋に発売されるキヤノンのCINEMA EOSシステムの新しいズームレンズCN-E 18-80mm T4.4。前日までのPHOTO NEXT(パシフィコ横浜)の会場ではオプションのグリップがついてなかったが、こちらはグリップ付き。業務用ズームレンズ並みの大きめのグリップが装着される。とにかく早く描写や操作性を体験してみたいレンズだ。
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それに対抗するということでもないが、フジノンもクリエイター層向けのシネ用ズームレンズを出す。4Kに対応したコンパクトなシネズーム、ZKシリーズは、テレビ局のドラマ制作用途として広く使われているが、価格は300万円台であり、レンタル会社に多数導入されている。今回の新しいCABRIO XKは、同じく4K対応のコンパクトシネズームだが、明るさをズーム全域T3.5に落とし、価格を200万円台に落とした戦略的なズームレンズ。センサーサイズは24.84×13.97mmでスーパー35用。ZKよりは暗くなるが、焦点距離20〜120mmをカバーすることで、屋外でのシーンの大半をこの1本で押さえることができる。現状ではラインナップはこの1本であり、ZKレンズと併用してほしいという。マウントはPLマウントであり、想定しているソニーのFS7などには、PLからEマウントへの変換アダプターを介して装着する。これまでのシネレンズよりもかなりコンパクトで、駆動部付きで約2.9kg。シネマイオスのワインレッドに対して、こちらはマウント部のグリーンが印象的。
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カタログも従来の放送局向け、レンタル会社向けの感じではなく、実際に制作をするクリエイター向けのもの。フジノンの放送業務用レンズでこのテイストはいままでになかったものではないだろうか?
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秋に発売される気になるカメラといえば、パナソニックの1型センサー4Kカムコーダー、UXシリーズだろう。まだ日本では正式発表されていないが、どれくらいまで仕上がっているのかが気になる。展示ではまだアクリルケースの中に入っており、画は出ず、かつ来場者も触れない状態だった。20倍ズームで4K/60p対応のUX180(手前)と15倍ズームの4K/30pまでのUX90(奥)はほとんど同サイズに見える。一応スペックの主だったところは発表されており、VFRは両モデルとも2〜60fps(FHD)で、UX180は120fps(FHD)のスーパースロー記録が可能。ビューファインダーにも差があり、UX180が0.37型(OLED)なのに対して、UX90は0.24型(LCOS)。細かい仕様については現在開発中とのこと。4K/60pで画角変動があるかどうかも鋭意努力しているところで、未定だという。
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ボディ後部の形状はDVX200に似ているが、バッテリー装着部分には蓋がない。
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アトモスは販売代理店の銀一と共同で出展。ブース内には、アトモスのSHOGUN FLAME、NINJA FLAMEなどの新製品、銀一が扱うRODEのビデオ系のマイクラインナップ、ステディカム、クロジールなどが展示されていた。
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アトモス製品が取り上げられているビデオサロン最新号とムックも置かれていた。
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ステディカムZEPHERのオペレートデモ。適切にセッティングすれば、初心者の女性でも装着することは可能。
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マンフロットはリニューアルされたカメラバッグ、CCシリーズの新製品を。実際にカメラを入れた状態で、サイズ感がわかるように並べていた。
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ケンコー・プロフェッショナル・イメージングは、三友ブース内で、電子スタビライザー、WenPodシリーズを展示。最上位のMD2は、3kgまで対応するプロフェッショナル向けモデル。従来は388,800円とかなり高価格だったが、オープンプライスにして価格を30万円前後に下げたという。ソニーα7シリーズに、新たに扱うVeydraのミニプライムレンズを装着したものを搭載していた。
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リーベック(平和精機工業)も出展。スライダーのALXシリーズには、80cmタイプALX-S8のスライダーには、Syrpジーニーと組み合わせて展示。40cmのALX-S4は最近また好調だという。
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NHKメディアテクノロジーは、関西支社でソニーのF65のRAW記録を利用して制作した8KムービーをBOE製の98インチの8K液晶ディスプレイでデモ。
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NHKメディアテクノロジーでは、ブラックマジックデザインの4Kレコーダーを4台使い、それを同期再生して8Kのコンテンツを再生するプレーヤーシステムHyper CUBEを開発。三友を通じて販売するという。(上の写真の右下の製品)
AJAは、関西の映像機材レンタル会社、はんぷ(株)、ASK ME/ディストームと共同でブースを構えた。現地のレンタル会社が出展というのが、関西開催らしいところだ。
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