NXCAMシリーズ最新モデル、ソニーHXR-NX5R登場


舞台やイベント撮影用途向けに機能を強化!
定番ハンドヘルドがリニューアル

ソニーはNXCAMシリーズの3CMOSのフルHDのハンディカムコーダーHXR-NX5Rを発表。発売は9月。価格は希望小売価格:380,000円+税。業務用ハンドヘルドの王道を行くシリーズの最新モデルにあたる。
同時発表のコンパクトライブスイッチャーMCX-500とリモートコマンダーRM-30BPについては
こちら


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大判センサーのレンズ交換式カメラやデジタル一眼での映像制作が増えてきても、高倍率ズームを搭載したレンズ一体型の業務用ハンドヘルドカメラの人気は根強い。映像制作の大きな需要である舞台やイベント、インタビューなどの記録用途には、やはりオーソドックスなスタイルのビデオカメラが向いているからだ。その代表的なモデルがソニーのNXCAMシリーズのNX5J、NX3。約1/3型センサーの3板式で20倍ズームという基本スタイルは2010年から継続している。
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2010年1月発売のNX5J、2013年12月発売のNX3を踏襲する約1/3型センサーの3板と20倍ズーム、3連リングという基本設計のボディ。ボタン配置もそのまま。外観上の違いは、NX5Rという型番表示が配されたこと。
新製品のNX5Rは、NX3の基本スペックは受け継ぎながら、SDI出力を復活(しかも1080/60pまでカバーする3G-SDIに)。つまりこの手のカメラの用途として舞台撮影でのマルチカメラ撮影は無視できないということだろう。そしてソニーは別項で紹介するように、NX5Rと組み合わせて使うことを想定している小型スイッチャーまで新開発してきた。
スイッチャーと組み合わせた場合の機能については、そちらで紹介するとして、カメラとしてはNX3をベースにリファインされ、フルHDの3板カメラとしては完成の域に達したと言える。全画素超解像による40倍ズームでテレ端は1000ミリ以上(35㎜判換算)まで実用に。
またNX3から画作りも変えており、ノイズ感は向上しているという。
操作性はいい意味で従来を踏襲しており、置き換えてもまったく戸惑わない。それに加えてFS系で採用された右手グリップのジョイスティックでの操作も加わった。さらにWi-Fi採用でコンテンツブラウザーモバイルで、タッチフォーカス、ズーム、REC操作やFTP転送も実現している。

FS5などと同じダイレクトメニューを採用

操作系の大きな進化はこの部分。大判センサーのFS5と同じく、フォーカス、アイリス、ISO/ゲインなどをEVFを覗きながらジョイスティック操作で変更できるようになった。Fnボタン1に、ダイレクトキーを割り当てておけば、右手だけの操作でそれが可能になる。
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▲1から6までの項目を右手親指操作のジョイスティック操作で変更できる。

3G-SDI出力を装備

NX3では割愛されたSDIが復活。しかもHD60pまで伝送できる3G-SDIになった。コンポジットビデオアウト(BNC)もあり。3G-SDIとHDMIの同時出力はできない。ビューファインダーは0.39型144万画素の高解像度、高コントラストの有機ELパネルに。EVFと液晶パネルの同時点灯はNX3同様できないが、EVFサイドの切り替えボタンで、任意に切り替えることはできる。
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内蔵LEDライトも進化

NX3に採用された内蔵LEDライト(色温度はデイライト)がさらに進化。サイドのダイヤルにより最少80ルクス/0.5m〜最大800ルクス/0.5mまでシームレスで調光可能に。付属のデュフューザー(右)で光をソフトにすることもできる。
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REMOTE端子が大きな意味を持つ

テープ式のカメラについていたLANC端子に起源を持つ、REMOTE端子(2.5mm3極)は現在はリモートコマンダー用というのがメインの用途だが、新しいリモコンが用意することで、その用途が拡大することになる。ズームレバーの手前にあるのがREMOTE端子。
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製品情報はこちらから
http://www.sony.jp/nxcam/products/HXR-NX5R/index.html
同時発表のコンパクトライブスイッチャー、リモートコマンダーについてはこちら
http://www.genkosha.com/vs/news/entry/sdi4mcx500.html