【読者モニターレポート】RODE VideoMic Rycote


2016年7月号で募集した読者モニタープレゼント。
当選した読者の方々から、少しずつレポートが集まってきています。
動画や画像も交えながら、順次掲載していきます。
今回はロードのガンマイク、RODE VideoMic Rycoteです。カメラ内蔵ステレオマイク、純正ステレオマイク、そしてRODEのガンマイクの音質比較ファイルを作っていただきました。

はじめに

小生は、現在、下の写真のとおりソニーHDR-FX1、パナソニックAG-AC90、ソニーHXR-MC50J、パナソニック HC-WX970Mを使ってビデオライフを楽しんでおります。
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また、数年前から友人(貴誌にて度々入賞の広瀬友三作品)のナレーションを担当して来ましたが、録音は、彼の“スタジオ”にてRODEのマイクを使っておりました。
彼がRODEを使う理由を聞いて、小生も何時かはRODEを使いたいと憧れておりました。
一方、小生は、友人のような録音システムを持っていません。もっぱら、業務仕様のソニー HXR-MC50Jで「ナレーション映像」を収録し、音声タイムラインに貼り付ける方法を採っております。
この度、RODE VideoMicのモニタープレゼントを頂きましたのでHC-WX970Mに装着してテスト録音を行なってみました。
(ちなみに、HDR-FX1には、アツデンガンマイクSGM-10、AG-AC90にはAG-MC200G、
HXR-MC50Jは業務仕様で購入、HC-WX970Mには純正のVW-VMS10を装填しています)


RODE VideoMicをパナソニック4KカメラHC-WX970Mに装着の際、ビデオカメラ同梱のシューアダプターVYC1055-Aにピッタリと装着できたのですが、写真2のとおりショックマウントがあるためにズームレバーに指が入れられないという問題に直面しました。
写真2
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この問題は、カメラ専門店に相談の結果、写真3のとおりアダプター(エツミ ネジ付シューE-6283+同止めネジアダプターⅡM)を入手することで、マイクの高さを上げることで、写真4のとおり解決しました
写真3
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写真4
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9Vバッテリーを装填してスイッチを入れます。このとき、マイク後部にあるインジケーターが点灯するので、スイッチの入滅が確認できるのは、大変ありがたい。
また、バッテリーを装填してもマイクの重さが全体として軽くバランス良い設計なので、雲台に乗せた時にバランス調整に手間取ることはありませんでした。

ナレーション収録の結果

拙宅には防音の録音室はありません。写真5のとおり8畳和室の隅にシーツを掛け、ここにビデオカメラを配置して収録しました。アマチュアが反響音を軽減する苦肉の策です。ただし、静かな住宅地とは言え、8m公道に面しているので乗用車が通過すれば中断せざるを得ません。
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収録時のカメラと口元の距離は、約30cmです。
収録したナレーション音声は、豊かで言葉が明快、音量も適度でありました。低い環境ノイズが入りますが、ナレーションが始まるとさらに低減されます。期待どおりの音声でありました。
念のため、同一文言を純正マイク、内蔵マイク(ステレオ設定)にて収録しましたので、これらの音声のみを添付しました。
ちなみに、純正マイクVW-VMS10の収録音の印象は、ステレオマイクらしく臨場感に長けているが、環境音をノイズとして拾ってしまう。(サーというノイズ音が目立つ。)ナレーションとしては音の輪郭がボヤケている印象。
一方、内蔵マイク(2チャンネルに設定)では、環境音ノイズは低いものの、軟らかい印象だがクリアーさには欠けます。
【編集部注】
それぞれクリックすると、AC3の音声ファイルがダウンロードできます。
ご自身のPCでご確認ください。
カメラ内蔵マイク(ファイルをダウンロード)
純正ステレオマイク(ファイルをダウンロード)
RODE VideoMic(ファイルをダウンロード)
(ファイルはac3ファイルが再生できる環境であれば再生可能です。編集部ではサポートできませんので、ご了承ください)

太鼓練習の収録

私の取材テーマの1つに秋祭があります。その準備のひとつ、大太鼓(祭太鼓)の練習が公民館で始まったのでテスト収録させてもらいました。
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音源が大音量の場合の収録時、音が割れていて現場音として使えないことがあるので、RODE VideoMicの機能の確認が必要です。
今回、練習場の関係で、太鼓とビデオカメラの距離は、概ね4mしか取れませんでした。
祭太鼓の収録としては厳しい条件です。
このマイクには入力感度を下げる機能があり、バッテリー収納部にPadスイッチが装備されています。
まず、出荷時設定(0dB)で収録すると、太鼓を打つ瞬間、音が割れてしまいます。入力感度を下げるためにバッテリーを取り外してスイッチを操作しますが、Pad が小さくてON方向にスイッチしたのか確認できません。Padに白または黄色のわかりやすい着色があれば確認しやすいいと思いました。また、望むらくは、Padスイッチをバッテリー収納内部ではなく外部に設置して、切り替え結果をヘッドホンで確認できるようにして欲しいと思いました。
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結局、収録は、RODE VideoMicの入力感度を出荷時設定(0db)のまま、ビデオカメラの音量設定で音量を調整することになりました。
音声収録のプロなら設定に慣れているので問題がないのでしょうが、アマチュアの場合、このあたりの知識や設定を知らないと、このマイクの機能を活かせないでしょう。
ロード
RODE VideoMic Rycote
取り扱い(銀一)