【Inter BEE 2016】ホール7/ホール8 気になる製品レポート


11月20日追記


カールツァイス、ナックイメージテクノロジーの共同ブース


カールツァイスはライトウェイトズームシリーズとして、LWZ.3 21-100mm/T2.9-3.9 T✳︎を発表。スーパー35mm判センサーをカバーし、ズーム比5倍ながらプライムレンズに匹敵する改良力とシャープネスを達成したという。発売は2017年1月末を予定している。絞りはアイリス一定ではなく、テレ端で3.9と下がるのだが、リニアに下がっていくのと落ち方がそれほど大きくないので、見た目ではわからないレベルだという。マウントは交換式で、キヤノンEF、ニコンF、PL、ソニーE、MFTを選択するタイプ。価格は100万円。
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ソニーαのフルサイズEマウント、α7シリーズの主に動画を意識して開発されたカールツァイスのLoxiaシリーズの新製品が85mm F2.4。85mmというと明るいポートレートレンズでヘビー級のレンズが多いが、このレンズは明るさを抑えた中望遠レンズという位置付け。Loxiaらしいコンパクトさは維持されている。
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ナックイメージテクノロジーのコーナーにはα7S IIに装着したアンジェニューのズームレンズType EZシリーズ。シネマカメラの進化は早く、次から次へと主流となるカメラが変わるが一方でレンズの寿命が長い。また機種ごとにセンサーサイズが異なり、マウントが異なるのに対応しなければならない。アンジェニューのEZシリーズは、ユーザー自身で専用後群レンズを変換することで、スーパー35とフルサイズをほぼ同じ視野角を維持したまま切り替えることができる。またマウントも自分で変えられ、PL、E、EFから選択できる。また別売のズームグリップを装着することでENGスタイルで運用することもできる。
 標準ズームと広角ズームがあり、標準ズームのEZ-1はスーパー35で焦点距離30-90mm f/1.9-2.0、フルサイズで45-135mm f/2.8-3.0。広角ズームのEZ-2はスーパー35で焦点距離15-40mm f1.9-2.0、フルサイズで22-60mm f2.8-3.0。ともに重さは約2kg。価格はEZ-1、EZ-2ともにスーパー35用が120万円、フルサイズが150万円となっている。
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ヴァイテックビデオコムブース

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▲米国のクリエイター・フレディ・ウォン氏とのコラボーレーションモデルとして、ザハトラーaceシステムに限定100台のカラーバリエーションが登場。三脚部はアルミニウム製、一体型ラバーフィート。専用バッグが用意される。
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▲X-Box等のゲームコントローラーを使って、パン・チルトやズームなどの操作ができるヴィンテンの電動雲台Vantage。発売は2017年の予定。価格は現段階では未定。InterBEE初日に本国からデモ機が到着し、展示されていた。

マンフロットブース

⇨マンフロットについてはこちらにもレポートあり
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▲先日発売になったXPRO monopod+ビデオ一脚シリーズ(全6モデル)を展示。3D fluidity(パン、ティルト、スィベル動作)を実現する「FLUIDTECH」を新開発。また、パン操作だけを有効にするロック機構も搭載。雲台との接続部は、変換ネジを用意せずに3/8インチネジと1/4インチネジの両方に装着できる。

ディストーム・アスクブース

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▲TriCasterシリーズなどで定評のある米国NewTek社の新製品「NewTek IPシリーズ」。同社独自のIP伝送技術である「NDI(ネットワーク・デバイス・インターフェイス)」を実装し、最大44ソースのチャンネルスイッチングができるメインシステム「Video Mix Engine」、4段スイッチャー 「4-Stripeコントロールパネル」、SDI/IP入出力の増設オプション「Studio Inputモジュール」、「Studio OutPutモジュール」から構成されるSDI入力とIP伝送の両方に対応したライブ映像制作・配信システム。
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▲NDIの概念図。ネットワーク上の様々な映像ソースをIP伝送でスイッチャーに入力できる。
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▲NDIの特徴。

エーディ・テクノブース

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▲デジタルサイネージ向けの4K/60p対応のメディアプレーヤーAS4K2K。HEVC(H.265)でエンコードされた4K動画をスムーズにデコーディングする ARM v.7 デュアルコア1.5GHz SoCを搭載。HDMI 2.0端子を搭載し4K液晶モニターや プロジェクターなどへの接続できる。本体の電源を入れると、本体に挿入したSDXCカードから動画コンテンツを自動再生、リピート再生する。


11月17日分

RAIDブース


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▲8K(8192×4320)/60pの撮影を可能にする「HELIUM 35.4メガピクセルCMOS」を搭載するWEAPON 8K S35。有効画素数は8192×4320ピクセル、センサーサイズは29.90×15.77mm(対角線:33.80mm)。
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▲同じセンサーを搭載するが、こちらは8K(8192×4320)/30pまで対応のRED EPIC-W 8K S35。どちらも「DSMC2ファミリー」なので、アクセサリーを共用できる。
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▲ドイツのIB/E社のシネレンズ「RAPTOR」を展示。急遽展示が決まったそうで、詳しいことは聞けなかった。

JEITAブース


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▲2015年に策定された第7世代の「LTO-7」に対応するデータカートリッジとLTOテープ装置によるデータコピーやテープからの再生などをデモ。LTO-7ではデータカートリッジ1本に非圧縮時:6TB、圧縮(2.5:1、可逆)時:15TBものデータを保存できる。ユニテックスのLTOテープ装置「LT70 USB」はUSB3.0接続でPCやMac環境で使用可能。データは、ファイルをコピーする感覚でデスクトップからドラッグ&ドロップで記録できる。
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▲LTO-10世代では圧縮時:120TBまでの記録を実現するというロードマップが示されているテープを使ったアーカイブ「LTO(Linear Tape-Open)」。もともとIT業界が主導となってデータ保存用として開発されたが、近年では映像データのアーカイブ用としてその大容量さが注目されているという。テープ装置で100万円、LTO-7のテープカートリッジが2万円と高価だが、テープの30年保障は魅力。家庭でも大容量のデータを保存しなければならない時代。価格を下げ、家庭用にも展開してほしい。

HGSTジャパン/G-Technologyブース


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▲取っ手を加えた可搬型ケースを採用する「G-SPEED SHUTTLE XL」。ヘリウム充填のHDDを8台搭載可能で、24TBから64TBまでのラインナップ。最大データ転送速度は1350MB/s。インターフェイスはThunderbolt 2。evシリーズドライブを差し込めるベイアダプターを2基搭載するタイプもある。
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▲evシリーズからATOMOS用の「ATOMOS MASTERCADDY HD」とベイアダプターを搭載するG-SPEED SHUTTLE XLなどに装着するための「ev Series Reader ATOMOS MASTERCADDY EDITION」。ATOMOS製品を使ったワークフローをバックアップする。
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▲ヘリウムを充填するための密閉加工を施したHDDの密閉度を示すために、水の中でも動作することをデモしていた。空気ではなくヘリウムを充填することで、信頼性と高密度化を実現できるという。

クレッセント ブース


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▲2017年春の投入を目指して開発されているBluefish444社の4K/60p対応製品「KRONOS」を参考展示。従来、2枚挿しで対応したいたものが、これにより1枚挿しで4K/60pの入出力が可能になるという。

キヤノン ブース


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▲なぜかキヤノンブースで展示されていたキスソニックス社の「KISSonix 3D」エンコードシステム。ステレオ2chで立体音響を実現するシステムで、一旦、3Dサウンド音源として生成してしまえば、後はどんなステレオ再生環境でも立体音響が再現されるという。作品をYouTubeで公開する場合など、再生環境を選べないことが多くなっているが、このシステムを利用すれば、再生環境を問わずに立体音響を表現のひとつとして選択できるようになるはず。来年、キヤノンと協業する製品を予定しているということで展示されていたが、ぜひ、3D音声を生成できる編集ソフトのプラグインとして開発することもお願いしてきた。

AJA JAPAN ブース


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▲LANケーブルを使って非圧縮の4K映像/音声や電源供給も可能にする「HDBaseT」を採用するカメラ「RovoCam」とレシーバーを使ったマルチカメラシステムのデモ。LANケーブルにカテゴリー6のEthernetケーブルを使用すれば、最大100mまで引き回しできる。RovoCamの操作はレシーバーを介してパソコンから行い、パソコンとの接続にはUSB-RS232変換ケーブルを使う。コントロールするのは「RovoControl」というソフトウェアで、最大8台まで操作できる。
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▲核となるHDBaseT対応のUltraHD/HDカメラの「RovoCam」350,000円。4K/30pまでの撮影に対応し、中身はソニー製。4Kの撮像エリアからHD領域の映像を切り出す機能に対応する。
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▲HDBaseTのLAN端子から伝送された映像と音声をHDMI端子から出力できるレシーバー「RovoRX-HDMI」69,000円。
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▲新たに投入されるのがHDBaseT→6G/3G-SDIレシーバー「RovoRX-SDI」140,000円。HDMIに加えてSDIでの出力にも対応し、6G-SDI出力端子を4系統備え、リファレンス/Genlock入力にも対応する。

ZhiYun-Tech ブース


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▲中国のメーカー「Zhiyun」が各種ジンバル製品を展示。日本語がスムーズに通じず、詳しいことは聞くことができなかった。

グラスバレー ブース


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▲今年のグラスバレーブースはEDIUSを中心とした各種セミナーに変更。新バージョン8.3を紹介するコマも用意されているので、時間を調整して訪ねるとよいだろう。タイムスケジュールは以下のURL参照。http://www.ediusworld.com/jp/laboratory/cat4_776.html

バイオス ブース


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▲Thunderbolt 3を搭載する高速ストレージ「EP4224TB3」シリーズ(仮称)を参考出品。3.5インチHDDを24台搭載でき、最大40Gbpsのスピードを実現し、4K/8K編集用途に最適という。
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同じグループとなったバッファローブランドのThunderbolt 3対応ポータブルSSD「SSD-PT3」シリーズ(仮称)も参考出品。最大2.6GB/s(仮)でのデータ読み込みに対応する。バスパワー対応なので持ち運びにも便利。

三友 ブース


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▲新しく取り扱うことになったイギリス、フォーマット・ハイテック社のフィルターを展示。ニュートラル特性だけでなく、コーティング技術により耐久性に優れるという。