ブラックマジックデザイン、Video Assistのメジャーアップデートを発表


ブラックマジックデザインは11月18日、モニター一体型ポータブルレコーダーBlackmagic Video AssistのメジャーアップデートVideo Assist 2.3を発表した。同社のウェブサイトから無償でダウンロードできる。


このアップデートにより、同製品の5インチと7インチの両モデルに最大で6つの3D LUTが追加される。3D LUTはカメラの画をディレクターの求める最終的なルックに極力近付けることができるため、デジタル映画制作において重要な役割を負うようになってきている。3D LUTによるモニタリングは、オリジナルの映像に影響を与えることなく、撮影スタッフがディレクターの意図するルックを確認できるのが利点である。6つの3D LUTはいつでも保存/呼び出しが可能だ。
また、これまで7インチモデルにのみ搭載されていたDNxHDおよびDNxHRのサポートを5インチモデルにも追加。ユーザーはDNxHDおよびDNxHRファイルをMXFフォーマットで収録できるようになり、Windowsで起動するAvidシステムとの互換性が向上する。また、ユーザーは収録時にDNxHD220、145、45 ビットレートから、あるいはDNxHR HQ、SQ、LBフォーマットから選択できるようになる。

さらに5インチモデルには新しくフォールスカラーのモニタリング機能とフォーカスアシストのオプションも加わる。フォールスカラーは、例えば緑はニュートラルグレー、ピンクはスキントーンというように画像内の輝度を色分けしてオーバーレイ表示することで露出を確認できる機能で、各ショットの露出を一貫して保つのに役立てられる。また、フォーカスアシストは表示を赤、緑、青、黒、白、従来のフォーカスピーキングから選択できるようになり、今まで以上に幅広いシーンや様々な条件の照明下でフォーカスを簡単・正確に調整することが可能だ。そのほか、スクリーンの自動回転を無効にできる機能も加えられた。
同社CEOのグランド・ペティ氏は今回のアップデートについて次のように語っている。「Blackmagic Video Assistは、より良いモニタリング環境と高品質収録を必要とするユーザーにとって最適な製品です。この新しいアップデートは、両モデルにLUTモニタリングの優れた機能を追加し、7インチモデル搭載のパワフルなハイエンドの機能を、5インチモデルのユーザーも使用できるようにしたものです。495ドルという価格を考慮すると、5インチのBlackmagic Video Assistモデルに搭載された機能の豊富さは驚異的だと思います! Video Assistは、DSLRから従来のテープベースのカムコーダー、さらには最新のデジタルフィルムでの高品質のビデオの撮影や収録をアシストしていることから、フィルムメーカーにとって欠かせないツールとなっています。」
●ブラックマジックデザイン
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