ブラックマジックデザインは2017年4月24日、NAB2017において以下の発表を行なった。

DaVinci Resolve 14 を発表

同製品史上最大のアップデートとなる DaVinici Resolve 14 を発表。新機能には、最大10倍速のパフォーマンス向上、Fairlight オーディオによる全く新しいオーディオ・ポストプロダクション・スイートが含まれる。さらに、複数ユーザーが複数のシステムを使用し、同一プロジェクトで編集、カラー、オーディオミックスを同時に実行できるコラボレーションツールにも対応している。

DaVinci Resolve および DaVinci Resolve Studio のユーザーは、ブラックマジックデザインのウェブサイトからパブリックベータ版を無償でダウンロードできる。DaVinci Resolve Studio は、世界中の Blackmagic Design 販売店より ¥33,980(で購入できる。これまで10万円以上だったStudio版が大幅にディスカウントされた。

 

URSA Mini Pro の Bluetooth リモートカメラコントロールの
サポート開始を発表

URSA Mini Pro カメラの新しいオープンプロトコルを発表。これにより Bluetooth を使った独自のリモートコントロールを構築できる。

URSA Mini Pro カメラは Bluetooth を内蔵しているが、今まで有効化されていなかった。内蔵 Bluetooth では最大9メートル離れた場所からコマンドの送受信が可能。新しくサポートされたBluetooth に一層柔軟性を持たせるため、新しいオープンプロトコルを開発。デベロッパー API と共にサンプルコードの公開を予定しており、これらを使い独自のカメラコントロールが構築可能となる。

URSA Mini Pro の Bluetooth 対応 API およびサンプルコードを含む Camera 4.4 アップデートは2017年6月にリリース予定。URSA Mini Pro のすべてのユーザーは、リリース後 Blackmagic Design のウェブサイトから無償でダウンロードできる。

 

ATEM Television Studio Pro HD を発表

ハードウェアコントロールパネルと一体化した放送品質のオールインワン・ライブプロダクションスイッチャー。放送およびオーディオビジュアルのプロ向けに開発された。8系統の入力、マルチビュー、Aux およびプログラム出力、アナログオーディオ入力、内蔵トークバック、Flash ベースの2つのメディアプレーヤー、プロ仕様のクリエイティブなトランジション、エフェクト用の DVE などを搭載している。再同期機能に対応した4系統の SDI 入力および4系統の HDMI 入力を搭載しているので、プロ仕様の SDI 放送カメラ、民生用の HDMI カメラ、コンピューター、ゲーム機など、最大8系統の異なるソースを接続できる。

5月より Blackmagic Design 販売店にて ¥260,800(で発売予定。

 

Thunderbolt 3 搭載の新しい UltraStudio HD Mini を発表

世界初のポータブルな Thunderbolt 3 搭載のキャプチャー・再生ソリューション。3G-SDI、HDMI、アナログインターフェースを搭載しており、1080p60 および2K DCI までの放送局品質10-bitでの収録が可能だ。アーカイブ、編集モニタリング、ライブ放送のグラフィックの実行を意図して特別に設計されており、最新のThunderbolt 3 サポートのコンピューターを使用することで最大限のパフォーマンスを実現できる。

Blackmagic Design 販売店にて ¥56,980(で販売中。

 

Blackmagic Duplicator 4K のH.264 サポート開始を発表

Blackmagic Duplicator 4K がリアルタイム H.264 エンコーディングに対応。今回のアップデートで、ユーザーは既存の HD テレビやコンピューターと最大限の互換性を得られる H.264 での収録、もしくは最新の機器がサポートする H.265 で Ultra HD での収録から選べるようになった。

Blackmagic Duplicator 4K を使えば、ライブイベントの直後、観客が会場を後にする前にコンテンツを販売できるため、コンテンツのクリエイターたちはさらなる収益を上げることができる。

すべての Blackmagic Duplicator 4K ユーザーは、Blackmagic Design ウェブサイトから Blackmagic Duplicator 1.1 アップデートを無償でダウンロード可能。

 

Video Assist の新しいプロ仕様スコープ機能と
多言語対応を発表

Video Assist 2.4 アップデートを発表。10言語のマルチリンガル・サポートが追加された。

また NAB 2017 では、Blackmagic Video Assist 4K の新しいプロ仕様スコープも展示される。波形、RGB パレード、ベクトルスコープ、ヒストグラムなどのスコープをフルスクリーンで表示して、Blackmagic Video Assist 4K の入力ビデオ信号の正確な評価が可能だ。これらのスコープは開発中のプレビューであり、すべての Blackmagic Video Assist 4K ユーザーは、6月の無償ソフトウェアアップデートで同機能を使用できるようになる。

Blackmagic Video Assist および Blackmagic Video Assist 4K のユーザーは、Blackmagic Video Assist 2.4 アップデートを Blackmagic Design ウェブサイトから無償でダウンロード可能。Blackmagic Video Assist 4K モデルのスコープ機能をサポートする Blackmagic Video Assist 2.5 アップデートは6月リリース予定。

 

Ultimatte 11 の価格を大幅に引き下げ

Ultimatte 11 の約60%の値下げを発表。価格を $24,995 から $9,995 へと改定した。ブラックマジックデザイン が2016年10月に買収した Ultimatte 社は、ブルー/グリーンバック除去の技術における世界的なリーダー。今回の価格改定により、ブラックマジックデザインによる同社買収時の Ultimatte 11 の1 台分の価格とほぼ同じ額で、同製品を3台購入できることになった。これにより、ユーザーは複数のカメラに Ultimatte 11 を1 台ずつ接続し、以前は不可能だった数のカメラで撮影できることになる。

Ultimatte 11 は、世界中の Blackmagic Design 販売店にて $9,995 で販売中。