レシップエスエルピー、撮影・中継用可搬型電源 ERiC WALKER for BROADCASTを今夏発売予定


レシップエスエルピーは元々、無停電電源(UPS)や充電器を製造するメーカーだが、今年夏頃を目標に放送や映画、TVCMなどのハイエンドな映像制作現場向けとして、可搬型バッテリーERiC WALKER for BROADCASTを発売する。価格はオープン。市場想定価格は5060万円程を予定している。

最大出力容量500VA、ACやDC出力を備える

出力容量は合計500VA(AC100V/最大500VADC13.8V/最大200VA)500VAで使用を続けた際のバッテリー持続時間は1時間程になるという。製品重量は約23kgとなるが、キャリーハンドルを備え、メーカーでは様々なシーンに持ち込める可搬型電源として売り出している。

使用イメージ

DCは4ピンのキャノンコネクタからの出力となり、直接電源からの接続が可能でカメラやスイッチャー、映像確認用のモニターへの電源供給を、ACからはLED照明や配信用PC、中継機などと接続を用途として想定しているという。また、バッテリー残量を示すLEDによるレベル表示も搭載されており、バッテリー低下通知の機能も備える。

大規模な放送や映画、TVCMの現場では発電機を持ち込んで撮影機器に電力供給を行うこともある。従来までガソリン式の発電機では騒音対策のため、ケーブルを長距離引き回して電力を供給していたが、 ERiC WALKER for BROADCASTリチウムイオンバッテリによるバッテリ駆動のため、騒音や排ガスを気にすることなく屋内外での使用ができる。また、長時間の撮影の場合は、発電機が必要になるものの、発電機と各撮影機器との間にERiC WALKER for BROADCASTを介して接続することで無停電電源(UPS)として使うこともできる他、長時間のリハーサルでは発電機を接続し、本番は発電機を停止して、静音環境で撮影するという運用も可能になっている。また、バッテリーを複数台、直列で接続することで長時間の撮影にも対応できるという。

▲発電機と接続し、UPSとして活用する使用イメージ。
▲バッテリー負荷(横軸)と駆動時間(縦軸)の表。

  

また、メーカーでは既にERiC WALKER(AC100V出力/最大出力容量500VA/バックアップ時間:約2時間[500W時]/防水仕様)を発売中。今後も市場や用途に合わせたバッテリー製品のシリーズ化を展開していくということ。

■ 仕様

外寸法:W548×347×247mm

入力電圧:AC100V

出力電圧:AC100V(コンセント2口)、DC13.8V(4ピンキャノンコネクタ4口)

出力容量:500VA

搭載バッテリ:リチウムイオン

電池容量:544wh

重量:約23Kg

 

 

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レシップエスエルピー株式会社