『映像ガジェット調査隊!』 第15回 パナソニックの工事現場用ラジオ & Bluetoothスピーカーが音質もスタイルもかなりイケてる!


文●川井拓也

株式会社ヒマナイヌ代表。配信チームLiveNINJA主宰。Ustream黎明期からマルチカメラによるライブ配信や収録を手がける。筆者のブログ●http://himag.blog.jp/

※この連載は2017年8月号に掲載した内容を転載しています。

Vol.015   パナソニックの工事現場用ラジオ & Bluetoothスピーカーが音質もスタイルもかなりイケてる!

シンプルな操作感で取説を読まなくても使える

パナソニック  EZ37A2 27,800円(税抜)
防塵・防滴の工事用ラジオ & Bluetoothスピーカー。本体左のツマミはラジオのチューンセレクト。ツマミを押すと自動選局できる。中央のボタンはLEDで青色に発光するので暗闇でも使える。Bluetooth のペアリングボタンも付いており、スマホ等と接続してスピーカーとしても使える。右側のツマミは音量調整。一度押すと低音域・高音域共に-5〜+3の8段階のトーン調整が可能。さらにメリハリを強調した「HEAVY」や高音部が鮮明な「CLEAR」など、5つのトーンプリセット機能も備える。外形寸法は幅344×奥行239×高さ280mm(アンテナを除く)。質量は4.0kg(本体のみ)。

▲本体左側ツマミ:チューンセレクト

▲中央ボタン

▲右側ツマミ:音量調整

◉発電機のような風貌が新鮮! 防塵防滴のタフな工事用ラジオ & スピーカー

今回は映像ガジェットじゃないんですが、面白い製品を見つけました! それがパナソニックの工事用充電ラジオ&ワイヤレススピーカー「EZ37A2」です。見ての通りの無骨なデザインはまるで発電機! フレームで宙に浮いているような本体デザインで、見てくれだけではなく耐塵・防沫「IP64」です! 主な機能はラジオとBluetoothスピーカーというシンプルなもの。ラインインでケーブルによる接続も可能です。

◉14.4Vでも18Vバッテリーでも使える

本体の裏に頑丈なバッテリーボックスがあり、その中に巨大なバッテリーを装着します。このバッテリーを充電するための充電器は別売りなのでACアダプターを接続しておいても充電されないのは残念ですが、防災用にバッテリーを別の場所でガンガン充電してこれに入れてラジオを聞くなどの使用状況には良さそうです。18Vタイプを使えば24時間の連続使用が可能。さらに1AながらUSB端子もついているのでスマホを充電することも可能です。

 ◉人の声が聞き取りやすいナチュラルでパワフルなサウンドにびっくり!

現場ラジオという名前から「音質は一昔前のラジカセくらいのものかな?」と思っていたら大間違い! 大口径3.5インチのスピーカーは鳴らしてみてびっくりの音圧と聞きやすさです! ラジオに特化したかのような人の声の聞きやすさは見事です。音を大きくしていっても本体がビビることはなく遠くまでよく聞こえます。カジュアルなBluetoothスピーカーよりはるかに明瞭で解像感のある音像はオーディオマニアの人にも聞いて欲しい感じ! しかも低音域と高音域を8段階でトーン調整可能。この8段階はマイナスが5段階でプラスが3段階。それ以外にもプリセットされたトーンが「フラット」「ヘビー」「ソフト」「クリアー」「ボーカル」の5種類あります。このあたり無骨なデザインの印象とは違って繊細!

◉ 意外に拡張性がある本体機能と強力なライト!

本体の左右には各種端子がありますが、どれも防水のキャップがついています。何の端子かがキャップに刻まれているのですが、これはちょっと視認性には難があります。コストはかかるけど本体側に凹み文字か塗装文字で端子名を入れてほしいところ。右側に電源コネクタとヘッドホン端子、左にステレオミニの外部入力とスマホやタブレット充電用のUSB端子があります

本体のボタンはブルーの自照式で見やすく説明書を見なくてもすぐ使えます。ライトボタンを押すとボタン下にある白色LEDが強烈に光ります。ちょっとした屋外での手元作業もできて便利。ボリュームボタンは押し込むことでトーンコントロールになり操作性は抜群です。本体を囲むパイプでサッと持ち上げられて場所を移動させるのも簡単。小洒落たカジュアルスピーカーにはない無骨なデザインが男心をそそります。

これでマイク入力があれば簡易PAスピーカーとして使えるので、そこだけが惜しい! なかなか店頭で見かけないタイプの製品ですが実に面白いと思いました。

本体側面にはヘッドホンや外部入力端子

▲本体右側面にはヘッドホン・ACアダプター端子。左側面にはAUX IN(ステレオミニ)・CHARGE(スマホ充電用のUSB)端子を備える。

バッテリーは本体背面に装着

▲本体背面のカバーを空けるとバッテリーホルダーがある。工具等で一般的に使われるもので14Vタイプと18Vのタイプがある。18Vの4.2Ah(LSタイプ)ならば24時間の駆動が可能。

手元を照らすLEDライトも

▲本体中央にあるライトボタンを押すと、前方に設置されたLEDライトが点灯する。