シャープ、ディスプレイ光源に適した緑色半導体レーザの量産を開始


▲緑色半導体レーザ〈GH05130B2G(φ5.6 TO-CAN)〉

シャープは、ディスプレイ光源に適した緑色半導体レーザの2モデル・GH05130B2G / B5G の量産を2017年11月中旬より開始する。

ブルーレイやDVDなどの光ディスクのデータの読み取り/書き込みやバーコードリーダーのスキャナーなどに搭載されている半導体レーザは、最近ではプロジェクターの光源など映像分野にも活用の幅が拡がっている。シャープは今回緑色レーザをラインアップに加えることで、業界で初めて1社で光の三原色の半導体レーザを提供することが可能となる。

▲緑色半導体レーザ〈GH05130B5G(φ3.8 TO-CAN)〉

本緑色レーザは波長515nm、光出力30mWを実現。標準タイプの直径5.6mmとコンパクトな直径3.8mmの2種類の金属パッケージを揃えた。市場が拡大する小型プロジェクターやヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)などの光源として、多様な要望に対応していくという。

品名:緑色半導体レーザ
型名:GH05130B2G(φ5.6 TO-CAN)/GH05130B5G(φ3.8 TO-CAN)
サンプル価格(税込):10,800円
サンプル出荷開始日:2017年10月20日
量産時期:2017年11月中旬
月産台数:1,000,000台

なお、本製品は、10月4日(水)〜6日(金)に幕張メッセ(千葉県美浜区)で開催される「InterOpto 2017」に出展する。

問い合わせ先
シャープ株式会社
電子デバイス事業本部 レーザー事業部 企画部
TEL: 084-940-1920

vsw