大和映像サロン主催の「2017 大和映像まつり」、満員の大盛況


神奈川県の大和市を拠点に活動しているビデオクラブ「大和映像サロン」では2017年10月25日、小雨が降る中、毎年恒例の上映会「2017 大和映像まつり」を大和市保健福祉センターホールで開催した。昨年まで使用していた会場が改装のため今年から場所を移しての開催だったが、最寄駅から徒歩5分と近くなり、行きやすくなった。

週末の土日ではなく、平日水曜日の13時上映開始で、しかも雨。それでいておよそ400人入る会場はほぼ満席と、人気のほどがうかがえた。3部構成で約3時間30分にわたる上映時間ながら、飽きさせない作品群と考え抜かれた上映順。曲と曲の間に入る司会・長谷川修さんの絶妙な語り口で今観た作品の裏話に頷き、次の作品に自然と誘わされるなど、作品を観てもらうための工夫が随所にあり、長さを感じさせない上映会だった。

印象的だったのは会場の雰囲気が和やかなこと。見たことのない映像に驚きの声が上がり、コミカルなショットには会場全体が笑いに包まれる。まるで大勢の人と同じ映像を楽しむために集まってきているようだ。

特に爆笑をさらったのが金子幸雄さんの『歳・八十七の青春』という、わずか3分30秒の作品。ほぼ同じ場所で撮影しているものだが、どこかチャップリン的な雰囲気で理屈抜きに楽しめた。その他、松本洋さんの『普賢岳 定点の魂』には息をのみ、八代俊博さんの『思い出の下宿』では短編ならではの無駄のない編集に感心させられた。

来年も同じ会場で開催される予定。

▲今年から小田急江ノ島線の鶴間駅から徒歩5分のところにある大和市保健福祉センターホールで開催された。
▲約400人入る会場はほぼ満席。可動式の客席は段差が高くて視界は良好。
▲挨拶する土屋翁三会長。大和映像まつりでは人の出入りが落ち着く第二部の冒頭に挨拶時間を設定している。
▲司会の長谷川修さん。今年はお一人での司会担当だったが相変わらず見事でした。