ソニーαアカデミーfor Professionalが開講! プロから学ぶ「動画で食べていく」ための技術


ソニーαアカデミーfor Professionalが開講!
プロから学ぶ「動画で食べていく」ための技術

テキスト◉ビデオサロン新編集部員・岡堀(2ヶ月目)
写真提供◉瀬戸照済

5月22日(火)11時、「αアカデミーfor Professional」プロフェッショナル動画講座が開講した。このセミナーは、映像に興味にあるカメラマンやビデオグラファー、プロを目指す方を対象に現役バリバリのプロがノウハウを伝授するといった内容になっている。講師を務めるのは本誌でもおなじみの鈴木佑介氏だ。

今回、編集部に入って2ヶ月の新人・岡堀が第1回目の講義のお邪魔させていただき、超主観的レポートをお送りする。

▲ 「動画で食えるようになるための講座です」と挨拶からエンジン全開の鈴木氏。

2013年から始まった「一眼動画バブル」が弾け、低予算化による生存競争がおこっている現在、映像制作者は「撮る」力とより高いクオリティが求められるようになっているという。機材の進化により映像の平均値は上がったが金を稼ぎ生きる(=プロフェッショナル)ためには「きちんとした動画」を撮る知識と技術を身につけなくてはならない熱弁する鈴木氏。そのために、理解しておかなくてはいけない概念と身につけておかなければならない技術を5回の授業によって学んでいく。

【講義の概要】
第1回:映像の概念と『テイク』する動画の基本 ~αの操作を覚えながら~ 
第2回:映像の編集を覚える ~DaVinci ResolveとLog撮影について~ 
第3回:『テイク』する映像を演出する ~特機を使ったクリエイティブ・ドキュメンタリー~ 
第4回:αでの音声収録と編集の仕方 ~インタビュー撮影方法とマルチカム編集~ 
第5回:イメージを『メイク』する撮影と編集に ~ビジュアルで語る映像とは~

◉基礎から徹底的に叩き込む

個人的にとてもありがたいと思ったのは、授業が撮影の基礎の基礎から始まったこと。αの操作方法はもちろん、動画撮影におけるISOや絞り、シャッタースピードの設定から記録方式の選び方、撮影テクニックの具体的な事例などを動画を交えながら徹底的に解説していく。こういう基礎はなかなか人に聞けなかったり、何かを読んで分かったつもりになっている場合もあるので、きちんと学べたのはこれから動画を始めようとする思っているカメラマンや、プロを志す人にとって大きな財産になったのではと感じた。

▲ 昼食後の座学がスタート。「ここから眠くなります」と宣言していたが、受講者のやる気十分な姿勢に鈴木氏のトークも冴える。

磨かれた技と思考を生で感じる

後半に行われたワークショップでは、制限時間を決め一人ずつ授業の紹介動画を撮っていく。どういう場所で、誰に教わって、受講者はどんな反応をしてるのか……撮った動画を初めて見た人でも理解できるような絵を撮るためのどうしなくてはいけないのかを考えながら動く初回から難しい内容だったが、少人数講座と利点が生かされ、終わったらすぐに画面で映し出しながら一人一人に対して指導が入る。

ここで、鈴木氏で「5W1H1R」を基本とした1発勝負の現場でも撮り切れるためのテクニックを惜しげも無く伝授。これまで経験という感覚で済まされていた部分を言語化したロジックで学べたことはこれからプロを本気で目指す受講者の方たちにとってとても意義のあることだと思った。また、名言もバンバン飛び出し「常に変化する現状は、耳で撮る」には、同席していた編集長も目をキラキラさせていた。

▲ 「公開処刑」と名付けられたワークショップの発表会。恐れずに批評を受けることで自分の伸ばすべきポイント、自分に足りない箇所がはっきりと見えてくる。

 

◉講習を終えて
さて、今回一番気になっていた受講料について。20万弱と高額に思えるが2時間のセミナーが1日3コマ、全5回と計算するとひとセミナーあたり13,000円となりコスパ的には申し分ない。セミナー自体を当初は全6回を予定していたそうで、その分ぎゅっと詰まった濃い内容になっているから満足度も高いはずだ。

ちなみに第二回は今注目の「DaVinci Resolve」を使い、6時間みっちり映像編集とカラーグレーディングの講義。一人一台、Davinci Resolveのmicro Panelを使ってできるのはかなりのお得感だ。また、このように色々なメーカーの協賛によって各回ごとにシネレンズやジンバルやスライダー、照明機材、録音機材を実際に使いながらワークショップを行うことができるという。

受講者の年齢層は20代から60代と幅広く、休憩時間には、GH5ユーザーの参加者さんからαシリーズとの比較についての質問があがるなど和気藹々とした雰囲気。ちなみにα機に初めて触るという参加者が過半数もいたのは意外だった。今回のセミナー中は一人一台α7III(+ズームレンズ)が用意されていて、実際に触り、使い心地を確かめることができるのでα機の購入を検討してる方にとって絶好の機会でもある。

▲ 見たこと・聞いたことを、その場ですぐ実践できるから身につく。操作についての疑問はソニーの人がすぐ対応してくれるのもポイント。αについての理解度も深まる。

今後の「αアカデミー for Professional」だが、7月31日から名古屋校8月2日からは大阪校での開催が予定されています。地方を拠点とした活動している「これから動画で食っていこう」と思っている方はチェックしてみてはいかがだろうか。

「αアカデミー for Professional」
プロフェッショナル動画講座(全5回)
定員:9
価格:192,500円+税
参加条件:・動画撮影のプロフェッショナルを目指す方

     ・動画撮影が可能なデジタル一眼カメラを保有している方
     ・講座内にて出題される課題をこなせる方
     ・DaVinci Resolve 14の推奨環境を満たすラップトップPCを持参できる方
※αユーザーでなくても、ソニーのプロ・サポート会員に登録が無くてもご参加いただけます
http://msc.sony.jp/ichigan/a-academy/professional/

◉鈴木先生のタメになる講義が誌面でも!?
ビデオサロンでは、「鈴木佑介の動画をもう一度はじめから」を連載中!
現在発売中のビデオサロン6月号では、撮影前に考えておかなくてはいけない大事なポイントについて
分かりやすく教えてくれてる。また、2月号の特集「超ビデオ入門」もタメになったと評判だ。
「自分も撮ってみよう」、「また動画をはじめてみるか」と思った方はぜひ読んでいただきたい。