ドイツの映像制作会社Silbersalz Film、新しいフィルム処理ラボの立ち上げにBlackmagic Design「Cintel Scanner」を採用


Blackmagic Designの発表によると、ドイツのシュトゥットガルトに拠点を置く映像制作会社Silbersalz Filmが、新しく立ち上げた最先端のアナログフィルム処理ラボの中心として、「Cintel Scanner」を導入した。

3人のカメラマンにより創立されたSilbersalz Filmは、国際的なブランドのオンラインキャンペーンの制作を専門に行っており、そのユニークなルックとクリエイティブなアイデアが強みである。Silbersalz Filmの創設者の一 人であるジョシュア・ステイブラー氏は語る。

「撮影監督として、そしてクリエイティブな分野に携わる者として、私たちはセルロイドフィルムが織り成 すルックを愛しています。もちろん、それはクライアントも同じです! セルロイドは本当にすばらしいメディアです。私たちがアナログに多額の投資を行った理由はここにあるのです」

アナログフィルムの既存の処理方法と新しいデジタルテクノロジー/ワークフローを組み合わせることで、 Silbersalz Filmは小規模で環境に優しいフィルム処理方法を考案した。16mm/35mmのフィルムネガを現像するのに使用する薬品数は以前より少なくなっている。処理を行ったリールは「Cintel Scanner」を使ってリアルタイムでスキャンされ、4Kピクセルの映像が作成される。ステイブラー氏は続ける。

「私たちは3年前にDaVinci Resolveを導入したのですが、今となっては、アナログ映像の読み込みとデジタル・ポストプロダクションの両方で中心的な役割を担っています」

「DaVinci Resolveのおかげでラウンドトリップが不要になりました。そこで、フィルムスキャナーを導入しようとなった時に、迷わずCintelを選択したんです。これらの製品は完璧にリンクしており、アナログとデジタルのワークフローをシームレスに繋げてくれます」(ジョシュア・ステイブラー氏)

「Cintel Scanner」は現在、オフィスのロビーに設置されており、ThunderboltでSilbersalz Filmのマスター編集スイートに接続されている。スキャンしたリールは全て集中型の編集RAIDに保存され、その後、Resolveでの処理を経てProRes 4444ピクセルを作成することで、編集やカラーコレクションが可能となる。 このソフトウェアとハードウェアのコンビネーションは、Silbersalz Filmのようなブティック会社にとって理想的であるとステイブラー氏は言う。

「ほとんどの場合、私たちはキャンペーンのプロダクションを最初から最後まで行うのですが、1つの編集スイートで単一のプログラムを使ってすべての作業が可能なことで、 作業効率とスピードが大幅にアップしました。フィルムの扱いに慣れていない人でもセットアップや操作が簡単にできることはもちろん、スキャンした後の最終的な画質のクオリティや、DaVinci Resolveとの緊密な連携もすばらしいですね。Cintel ScannerもDaVinci Resolveも非常にシンプルで使い勝手が抜群です!」

ステイブラー氏は最後こう結んだ。

「私たちは撮影監督であることから、セルロイドフィルムに愛着を持っています。BlackmagicのCintel Scannerを導入したことで、このような小規模なプロダクション会社でも、セルロイドに対する情熱を追求することができるのは、幸運なことですね」