日本デジタル配信株式会社が運営する4K専門チャンネル「ケーブル4K」は、「地域性、ストーリー性、5分以内」の短編動画を全国の映像クリエイターから募集する「Micro Cinema Contest 2022-2023」を開催いたする。募集期間は2022年12月8日~2023年4月30日まで。
2回目の開催となる今回は、従来のドラマ部門(4K/2K)、ミュージックビデオ部門に加え、地域の観光・伝統文化・食・生活など、地域の魅力を引き出した映像作品を募集する「地域プロモーション部門」を新設。
初開催の昨年度は、2021年12月から2022年4月末までの間に、全国のクリエイターから243作品もの応募があった。厳正なる審査の結果、47作品を受賞作品として選出。ケーブル4Kにて全国のケーブルテレビ局へ向けて放送した。
審査員は、昨年度に作品評価を担当した、映画監督・池田千尋氏、映画企画 / 配給プロデューサー・増田英明氏、VIDEO SALON 一柳の3名が引き続き担当。各分野で活躍するプロの目線で審査を進める。
受賞作品は賞金のほか、今回もケーブル4Kにて特別番組の放送(2023年7月予定)、各動画メディアへの展開などが用意されている。
Micro Cinema Contest(マイクロシネマコンテスト)概要
【募集期間】
2022年12月8日(木)~2023年4月30日(日)
【発表】
2023年6月下旬
【募集部門】
■ドラマ部門
日本国内の『地域』の特色が伝わるシーン、カット、またはセリフなどを含めた5分尺以内の作品
■ミュージックビデオ部門
課題楽曲「nostalgia(ノスタルジア)」(作詞・作曲:arne 尺4分40秒尺)に合わせ、地域の映像シーンを含めて作成したミュージックビデオ作品
■地域プロモーション部門
観光・伝統文化・食・生活など、その地域の魅力を存分に引き出し、観た人へ興味関心を抱かせるような5分尺以内の作品
【賞 金】
■ドラマ部門
グランプリ(1作品)20万円/準グランプリ(1作品)10万円
■ミュージックビデオ部門
グランプリ(1作品)15万円/準グランプリ(1作品)10万円
■地域プロモーション部門
グランプリ(1作品)15万円/準グランプリ(1作品)10万円
ほか、合計24作品を選出予定
【審査委員】
池田千尋(映画監督/脚本家)
高校在学時から自主映画制作を始める。『人コロシの穴』(02) が2003年カンヌ国際映画祭・シネフォンダシオン部門に正式出品。主な監督作品に『東南角部屋二階の女』(08)、『スタートアップ・ガールズ』(19)、『記憶の技法』(20)、ドラマ演出に『プリンセスメゾン』(16)『大豆田とわ子と三人の元夫』(21)など。脚本作品は『クリーピー~偽りの隣人』(16/黒沢清監督)、『空に住む』(20/青山真治監督)等がある。
一柳通隆(「月刊 VIDEO SALON」シニアエディター)
映像系の雑誌、書籍を数多く手掛ける。1991年より映像制作の専門誌ビデオサロン(現VIDEO SALON)編集部に在籍し、2008年から2020年編集長。現在シニアエディター。
増田英明(ラビットハウス 代表取締役、映画企画・配給、プロデューサー、シナリオアナリスト)
2015年より㈱エレファントハウス代表取締役。「あん」「淵に立つ」「寝ても覚めても」「愛がなんだ」等の製作参加、配給宣伝業務を行ない、カンヌ国際映画祭へ出品。2020年3月、ラビットハウスを立ち上げ、「本気のしるし(カンヌ/オフィシャルセレクション)」、話題作「37セカンズ」など配給。
第1回(2021-2022)各部門グランプリ作品
ドラマ4K部門
「ふたりのふるさと」小菅 規照
ドラマ2K部門
「おめでとう、ありがとう。」 飯野 歩
ミュージックビデオ部門
「笹川美和 見慣れたまち」白鳥 勇輝
◉募集用サイト
https://microcinemacontest.jp