ソニーは秋に発表し、来年3月に発売予定の8.6Kフルフレームセンサー搭載のコンパクトなデジタルシネマカメラBURANOに人が集まっていた。ショルダーを試す人なども。電子式可変NDフィルターを採用。マウントはEマウントがベースになっている。
PLマウント用のアダプターも付属し、デジタルシネマ制作の現場でもそのまま使用できる。PLマウントレンズが使え、かつボディ内光学式手振れ補正機構を持つ。
Crystal LEDを利用したバーチャルプロダクションソリューションの制作現場イメージを展示。2024年にリリースされる予定の新製品のVERONAは、黒再現が向上し、外光によるコントラスト低下を大幅低減。
レンズ交換式フルサイズの業務用カメラILX-LR1。カメラとしては本当にボックスで本体にはなんのボタン類もなく、電源供給やコントロールなどは外部から行う。調査測量やマッピング用途を想定してる。
クリエイターズクラウドサービスのなかでも、個人向けのサービス群として、Ci Media Cloudがある。映像に特化したクラウドストレージで、チーム制作を円滑にするコラボレーション機能を有する。メインステージでは、ウェディングの撮って出しでCi Media Cloudを使ってみた検証結果をTomato Red Motionの次石悠一氏がレポートしていた。結婚式場で撮影したデータのプロキシファイルを撮影中にアップロードを開始。自宅で控えている編集マンがそれをプレビューして、編集。編集後にプロジェクトファイルを現場にいるカメラマンに送り、オリジナル素材を使って書き出して、最後に上映するという流れ。
Ci Media Cloudは、法人向けだけでなく、個人のクリエイターや映像制作チームでも利用できるようにオンライン決済プランが用意された。月額サブスクリプション。無料版で試すことができる。