7月13日(金)、中野ブロードウェイにてフジヤエービック主催「現場ですぐ使える撮影テクニック」セミナーが開催された。講師にはドキュメンタリーや映画など幅広く活動するカメラマンの能勢広さんを迎え、約3時間に亘る講演が行われ、平日にも関わらず会場にはプロ半数、アマ半数の約30名のカメラマンが集まり、熱心に講義に耳を傾けていた。
ワークショップの内容としては、パナソニックHVX200、キヤノンG1、ソニーV1Jなどのプロシューマー機を基準に据えた撮影テクニックに関するもので、実際に能勢さんが撮影した映像を見ながらカメラワークに関する説明を行ったり、現場で使っている小道具などの紹介が行われた。
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◆三脚の運び方
(写真左)基本的な三脚の運び方。肩で重心をとって運ぶ。これは35mmのフィルムカメラでもこのクラスのビデオカメラでも変わりない。(写真右)山道など足場の悪い場所での三脚の運び方。アームの部分を肩にかけて固定する。
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◆現場で使える小道具紹介
(写真左)エレンクリップに園芸用の針金をつけ、その先に黒い段ボールをつけた道具。レンズの上に取り付けてハレーション防止に使う。(写真右)黒アルミを液晶につけて視認性を高めている。
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8月5日(日)には能勢カメラマンセミナー第二弾として「HD時代の照明術からライティング講座&ミニ展示会」が開催されるとのこと。
◆セミナーに関する詳細はこちら http://www.fujiya-avic.co.jp/proshop/0707_nose.html