この春登場して話題になった、ビクターのハイビジョンエブリオGZ-HD7に、早くもその弟分にあたるモデルが登場。GZ-HD3は、HD7と同じ16:9プログレッシブCCDの3板式で、ハードディスク容量も同じで60 GB。レンズ等を小型することで、HD7比で本体サイズを約30%小型化した。HD7同様、シルバーモデルとブラックモデルが用意される。発売は8月上旬で、価格はオープン価格(実売想定価格は15万円前後)。詳細については8月20日発売の9月号でお届けする予定。
コニカミノルタHDレンズを採用
HD7はフジノンレンズを採用していたが、HD3では、コニカミノルタHDレンズを採用。コニカミノルタは、光ディスク用レンズのトップメーカーであり、小型非球面ハイブリッドレンズや、低分散ガラスなどレンズを小型化する技術に強い。CCDサイズは同じながら、レンズを大幅に小型化することで、本体サイズも約30%コンパクトにしている(HD7比)。
1920フルハイビジョンではない
CCDはHD7と同じだが、手振れ補正は、HD7の光学式に対し、HD3は電子式。そのため、手振れ補正の読み出しエリアを確保する必要から、動画時有効画素数は43万画素×3(HD7は53万画素×3)となっている。そのこともあり、HD7の最大の売りであった1920×1080フルスペックハイビジョンは、HD3では見送られ、XPモード(最大30Mbps)、SPモード(最大22Mbps)、1440CBRモード(CBRの27Mbps)のすべてのモードで1440×1080解像度になっている。
※詳しくは8月20日発売の9月号をご覧ください。HD7と撮り比べたファーストインプレッションもレポートしています。