ビデオカメラは怒涛の新製品ラッシュで、しかもメディアは入り乱れ・・・。一体どれを選んだいいんだ~!? ということで、ビデオサロンがケーブルテレビの番組に呼ばれました。東京の渋谷区から世田谷区、目黒区から川崎、横浜までをカバーするケーブルテレビ4局(イッツ・コミュニケーションズ、YOUテレビ、横浜ケーブルビジョン、横浜テレビ局)が制作する「夫婦時間~おふたいむ~」という番組の1コーナー(4分程度)です。放送日は8月6日から19日までリピート放送。放送は月曜日が11:30~12:00、水曜日と金曜日が21:30~、土曜日が11:30~です。該当地域にお住まいで、ケーブルテレビを視聴されているかたは、ぜひご覧ください。
◆話題の中心はメディアの一長一短。美肌モードも実演しました
収録は横浜にある住宅展示場の一軒をお借りして行われました。編集部・一柳が到着すると、汗をふく間もなく、一回リハーサルして、本番です。本業は取材する側ですから、取材されるのは慣れてません。今号でワイヤレスマイクを装着する・・・という記事を作っているのに、今はワイヤレスをつけられてます(笑)。よく取材で、映像カメラマンの写真を撮ろうとすると、「いつもは取材する側なのに、勝手が違うなあ、写真撮られると緊張するよなあ」と言われているのですが、その気持ちがよくわかりました。しかも、しゃべり慣れていないので、しどろもどろになってしまいました。すみません・・・。小誌筆者の麻倉怜士さんは、しょっちゅうテレビに出られてますが、ほんとにすごいですね、あの落ち着き。
さて、話題の中心は、やっぱり記録メディアの一長一短。発表されたばかりの新製品を見せながら解説しました。もちろん最後はビデオサロンの宣伝をして終わりです。小誌読者のかたには、自明のことばかり話しましたが、このコーナーを見て、少しでもビデオって面白そうだな、始めてみようかなと、思う人が何人かでもいてくれたら嬉しいです。
◆ケーブルテレビ局の制作舞台裏
さて、こんなところでも取材のネタさがしは怠りません。なにせ読者のかたには、ケーブルテレビ関係のかたもたくさんいらっしゃるのですから。 まず機材ですが、フォーマットはDVCAMです。4局の共同制作なので、機材も持ち寄りということですが、メインカメラはソニーのDSR-570WSでした。4:3と16:9のスイッチャブルカメラですね。収録は4:3でした。ライトはタングステン2灯。外光がかなり差し込む状態なので、ライトにはブルーのフィルターを重ねています。音は前述しましたが、ソニーのワイヤレス。話し手は3人ですが、2波は一つのカメラ。もう1波はサブのカメラに入れていました。編集はおそらくリニアでやるんじゃないかな、ということでした。4局のうちの、YOUテレビさんはハイビジョンのチャンネルも自前で持っていて、ハイビジョンで自社制作しているそうです。カメラはキヤノンXL H1、編集はカノープスのEDIUSとのこと。さっそく取材のお願いをしたのは言うまでもありません。数カ月後のビデオサロンでご報告できると思います。