NPO法人「市民がつくるTVF」(代表理事:小林はくどう)は、今年で3回目となる“市民による市民のための映像祭「市民がつくるTVF2012」を開催、6月10日より作品募集を開始した。応募締め切りは9月30日(消印有効)。
「市民がつくるTVF」は、日本ビクターが31年にわたり主催してきた世界最大規模のアマチュアビデオコンテスト「東京ビデオフェスティバル」が築いた市民映像文化の財産と志を受け継ぐ形で、TVFの過去の受賞者や審査員など、ゆかりのある人たちが中心となり、NPO法人を立ち上げて運営されている。プレ・イベントとして開催された2009年は全国から159作品が集まり、2010年は277作品(うち海外から9作品)の応募が寄せられ、応募作品は着実に増えている。
2012年度の募集要項は下記の通り。
【作品募集期間】 2011年6月10日(金)~9月30日(金) 当日消印有効
【応募作品】 20分以内のビデオ作品。テーマ・題材は自由、未公開・既公開不問。海外作品は日本語字幕または英語字幕を入れたものに限る。
【応募資格】 プロ・アマ、年齢、性別、国籍不問。個人・グループとも可。
【応募方法】 DVDまたはミニDVに作品を記録し、所定の応募用紙に必要事項を記入のうえ、参加協力費として1作品ごとに1,000円切手を同封して郵送。応募用紙はウェブサイトからダウンロード可能。
【賞】 ビデオ大賞1本(賞状・トロフィー)、優秀作品賞15本(賞状・楯)、佳作15本(賞状・楯)、筑紫哲也賞1本(賞状・楯)、市民賞(賞状・楯)
【発表・表彰式】 2012年2月中旬、日本工学院専門学校 蒲田キャンパスにて開催予定。
【審査員(50音順)】 大林宣彦(映画監督)、小林はくどう(ビデオ作家/成安造形大学名誉教授)、佐藤博昭(ビデオ作家/日本工学院専門学校講師)、椎名 誠(作家)、高畑 勲(アニメーション映画監督)、羽仁 進(映画監督)
【審査の流れ】 6人の審査員による審査を経て入賞30作品を選出、うち15本を優秀作品賞としてこの中からその年を代表する「ビデオ大賞」を決定する。市民賞は審査員会とは別に全入賞30作品からNPOサポーターの投票により決定、筑紫哲也賞は全入賞作品から筑紫氏の遺族により選出される。
問・作品応募先:NPO法人 市民がつくるTVF
〒143-0015 東京都大田区大森西2-16-2 こらぼ大森2F
Tel. 03-6404-6613 E-mail info@tvf2010.org
http://tvf2010.org/