アツデンは業界定番のソニー製ワイヤレスUWPシリーズ用のトランスミッターに適合する単一指向性のラベリアマイクEX-60Sを開発中。実は昨年のInter BEEでも参考出品として出していたのが、なかなか思うように開発が進まず、設計をやり直し、今年も参考出品となった。ラベリアマイクはご存知のとおり大半が無指向性。従ってどうしてもその場の環境音を拾いやすくなり、騒音のある場所では使いにくい部分もあった。そこでアツデンでは単一指向性のラベリアに挑戦。クリップ部分が回転し、口の方向に装着できる構造。ただ、現状は小型化ができず、このサイズになっているが、今後、小型化を進めたいという。

XLRのジャック部分がL型になっているために装着したときにカメラからの飛び出しが抑えられるコンパクトなガンマイク、SGM-250LX。ケーブル自体も200mmと短くなっており、取り回しがしやすい。

カメラメーカーによって端子の上下の向きが異なる。それに対応するために横に出るケーブルは斜めに配置されている。このように左側の端子であってもケーブルをギリギリ逃すことができる。