サイトロンジャパンは中国のレンズブランド「LAOWA」の「Nanomorph」シリーズなどが勢揃い。この1年ほどで増えたアナモフィックレンズのバリエーションが一堂に会した。

また、11月8日より受注がスタートされたばかりの「Nanomorph 1.5X Anamorphic Zoomシリーズ」が同じく展示。質量はわずか1,500g程度の軽量・コンパクトなアナモフィックズームレンズで、ズーム中もフォーカス位置が完全に維持されることも特徴のひとつだ。被写界深度の浅い望遠側で正確にフォーカシングを行い、短い焦点距離にズームバックして画作りすることができる。

ほかには、同じく「LAOWA」から「Proteus」シリーズも。フロントアナモフィック設計を採用し、シャープな映像とアナモフィックレンズ特有の楕円形のボケや特徴的なフレアを表現できる。11月には、これまでの35mm、45mm、60mm、85mmの4つに加えて、28mmと100mmの焦点距離のレンズが追加された。

担当者によると、前年の出展から、全体のアナモフィックレンズのラインナップは倍近くになったとのこと。さらに多くの映像製作者の作品作りに使用される機会が増えそうだ。