4K/8Kなど多画素化が進む映像業界では、撮影素材や番組アーカイブなどなにかとデータ容量が嵩む。放送局や制作会社では、TB(テラバイト)はおろか、PB(ペタバイト)のストレージが求められる時代になってきたという。シーゲートでは、撮影から編集に至るまでの一連のワークフローで使用できるストレージソリューションの展示をしていた。

最大122TBの容量に対応するLYVE Mobile Array。HDD、SSD、NVMeのモデルがある。撮影現場に持ち込んで使用することも想定されており、取っ手も設置されている。利用料はサブスクとなり、年間プランとプロジェクト単位でのプランがある。

MacBook ProにThunderbolt接続した際のスピードテストのデモ。読み出し1,400MB/秒、書き込み2,686MB/秒を記録していた。

今年1月に発表された30TBのHDD・Exos Mozaic 3+シリーズのM30。熱アシスト磁気記録(HAMR)技術を利用したMozaic 3+技術により1プラッター(データを記録する円盤部分)あたり3TBを実現。2028年にはMozaic 4、5などの開発を予定しており、今後ひとつのHDDで40TB、50TBの製品の発売も目指している。