銀一は、RODEのHDMIビデオスイッチャー『ロードキャスタービデオ』を12月20日より発売する。価格は、190,300円(税込)。
『ロードキャスタービデオ』は、HDMI入力とXLRコンボジャック入力を備えたビデオスイッチャー。映像の切り替えに加え、従来のRØDEキャスターシリーズと同等のオーディオミキサー機能を搭載した、映像と音声を直感的に操作できる革新的なコンソール。
最大6つの映像ソースと最大9つの音声ソースの入力に対応しており、メディアプレイヤー、ダウンストリームキーヤー、シーン作成など、多彩な機能を搭載し、1080pの高画質配信が可能。
また、PCでのセットアップを行うことで、本体から直接ストリーム配信を行うことができるほか、映像・音声のISO収録にも対応。
コンパクトなボディながら、HDMI端子とUSB-C端子を組み合わせることで、最大6つの映像ソースを入力可能。HDMI入力端子は最大4系統の入力に対応し、1080p60までの映像信号を受け付ける。
また、USB-C端子4および5には、UVC(USB Video Class)対応のウェブカメラなどを入力することができる。さらに、USB-C – HDMIキャプチャーデバイスを使用することで、HDMI経由の映像入力を追加することも可能。
アナログ音声入力には、XLR/フォーン端子対応のコンボジャックを2系統搭載。端子ごとに+48Vファンタム電源のオン/オフを切り替えられるため、ダイナミックマイクからコンデンサーマイクまで、幅広い種類のマイクに対応。また、フォーン端子を使用することで、楽器からの音声入力も可能。
さらに、RØDE独自開発の超低ノイズ・ハイゲインプリアンプ「Revolution Preamps」を搭載。また「APHEXオーディオプロセッサ」により、Aural ExciterやBig Bottom、Master Compellorをはじめ、コンプレッサー、ノイズゲート、ハイパスフィルター、ディエッサー、イコライザーの調整が可能。
USB-C端子1に接続したPCへ映像を出力し、OBSなどの配信ソフトウェアで映像ソースとして利用することが可能。さらに、本体にはギガビット対応のRJ45 イーサネット端子とWi-Fi 6対応の無線LANアンテナ端子を搭載。PCから配信プロファイルを設定することで、本体から直接ストリーミング(RTMP出力)*を行うことができる。
*Youtubeライブ、Twitch、Facebookライブ、X(Twitter) ライブ、カスタムサーバーに対応
PCに接続し、アプリ「RØDE Central」を使用することで、本体の操作や設定変更、画面構成やプリセットの作成、オーディオミキサーの管理、ファームウェアアップデートなど、幅広い機能を活用できる。
さらに、PCとロードキャスタービデオを同じWi-Fiネットワークに接続すれば、USB-Cケーブルを使用せずに「RØDE Central」を通じてこれらの機能をリモートで操作可能。配信オペレーターが場所を選ばず自由に操作できるため、セッティングの柔軟性が大幅に向上。
オートスイッチング機能は、音声ソースの入力をもとに映像ソースを自動で切り替えることができる機能。各音声ソースに対して対応する映像ソースを個別に設定できるほか、2つの音声ソースが同時に入力された場合には、それぞれのチャンネルに優先度を設定して挙動をカスタマイズすることが可能。たとえば2人の対談中に引きのカメラへ切り替えるなど、より自然でスムーズなスイッチングを実現する。
ピクチャー・イン・ピクチャーやスプリット表示を含む、最大5レイヤーまでの映像合成に対応。カメラソースやメディアプレイヤーの映像・静止画ソースを組み合わせ、多彩な画面構成を作成できます。また、メディアプレイヤーは同時に2つまで再生可能(動画は1つまで)。
さらに、microSDスロットに挿入したカード内のMP4映像ファイル、PNG(透過対応)・JPG画像ファイル、WAVオーディオファイルを再生可能。映像制作やライブ配信に柔軟に対応する。また、緑および青のクロマキー合成機能を搭載。
メインミックスに加え、ヘッドホン、USB出力、Bluetooth出力など、各出力に対して入力ソースごとの出力レベルを個別に調整可能。これにより、ループバックを防ぐミックスマイナスの設定や、必要な音声のみを送る設定など、柔軟な音声ミキシングが可能。
2系統のヘッドホン出力端子を搭載し、スイッチャー本体のモニタリングはもちろん、ディレクターや登壇者への音声返しにも便利。また、ハイインピーダンスヘッドホンにも対応する高性能アンプを内蔵。さらに、1/4インチバランス出力(L/R)を備えており、イベント会場でのアンプ接続など、幅広い用途に対応する。
RØDEシリーズ IV 2.4GHz デジタル伝送に対応したワイヤレスマイク送信機(TX)を2台までケーブルレスで直接接続できる。ワイヤレスマイク入力は独立したチャンネルで入力されるため、他の入力ラインと併せて使用することで、さまざまな音声収録スタイルが選択できる。
USB-C端子1および2は、映像出力に加えてPCとの接続が可能で、音声の入出力にも対応す。また、USB-C端子4および5には、RØDE製USBマイク*やロードキャスタープロII、ロードキャスターデュオを接続できる。ロードキャスタープロIIやロードキャスターデュオを接続することで、アナログオーディオ入力を拡張できるほか、ロードキャスタービデオに入力されたオーディオソースを返すことが可能。ヘッドホンでの音声モニタリングを一元化するなど、効率的な運用が実現。
Bluetooth 5.3に準拠した機器と接続することで、ステレオオーディオソースの入出力やミックスマイナスによる通話に対応します。たとえばスマートフォンと簡単に接続するだけで、遠隔出演や通話を取り入れた演出を手軽に実現可能。また、本体に入力された音声を選択的にスマートフォンに送信できるため、通話で参加者の音声を取り込みながら、スマートフォンには本体のマイク音声のみを返すといった柔軟な設定が可能。
USB-C端子3に接続したSSDに、プログラム映像や6つの入力映像ソースをそれぞれ個別に収録することが可能。プログラム映像のみを収録する場合は、1080p60までの解像度とフレームレートに対応し、ISOレコーディングでは1080p30まで設定可能。映像はH.264コーデックで収録され、高品質な記録を実現。また、オーディオ収録にも対応しており、ステレオミックスまたは9つの入力チャンネルのマルチトラックをWAV形式で保存できる。
◉製品情報
https://www.ginichi.co.jp/information/pressrelease/42179/?cn-reloaded=1