サイトロンジャパン、LAOWAの世界初シフト機能搭載Vista Vision対応シネレンズ「LAOWA Zero-D Shift Cine 15mm T4.8/ 20mm T4.1」を発売

株式会社サイトロンジャパンは、LAOWAのVista Visionフォーマットに対応した世界初のシフト機能搭載シネプライムレンズ『LAOWA 15mm T4.8 Zero-D Shift Cine』および『LAOWA 20mm T4.1 Zero-D Shift Cine』2モデルと交換バヨネット各種を5月2日より受注開始した。価格はオープン。ラインナップと市場想定価格（すべて税込）は以下のとおり。

• LAOWA 15mm T4.8 Zero-D Shift Cine：440,000円前後
• LAOWA 20mm T4.1 Zero-D Shift Cine：440,000円前後
• 15mm T4.8 Zero-D Shift Cine用交換バヨネット（ ソニー E、キヤノン EF、ニコン Z、 キヤノン RF、 L Mount）：11,000円前後
• 20mm T4.1 Zero-D Shift Cine用交換バヨネット（ ソニー E、キヤノン EF、ニコン Z、 キヤノン RF、 L Mount）：11,000円前後

『LAOWA Zero-D Shift Cine 15mm T4.8/ 20mm T4.1』は、フルフレームで±11mm、Vista Visionフォーマットで±9mmのシフト量を実現。建築物や室内空間の撮影において、収束線や傾きを補正し、歪みのないまっすぐで自然な映像表現が可能。

φ65.2mmのイメージサークルを確保し、RED V-Raptor 8K Vista Vision 17:9（φ46.31mm）やBlackmagic URSA Cine 17K 65（φ65mm）、Arri Alexa 65（φ59.86mm）などの大型センサーに対応。

両モデルにはLAOWAの「Zero-D」テクノロジーが採用されており、広角レンズ特有の歪みを極限まで抑制。シフト機能を使わない通常撮影時にも、自然な直線表現が可能。

最短撮影距離は15mmモデルで20cm、20mmモデルで25cmと、両レンズとも近距離の撮影が可能。浅い被写界深度で美しいボケを活かしたクローズアップから、広角の広大なシーンまで撮影可能な、汎用性の高いレンズとなっている。

諸収差を抑制する設計により、中心から周辺まで均一なシャープネスを実現。コントラスト部の色収差も周辺まで最小限に抑え、よりクリアでシャープな映像が得られる。

別売の交換用バヨネット（ソニー E、キヤノン EF、 ニコン Z、キヤノン RF、Lマウント）を使用することで、幅広いカメラシステムに対応できる。

主な用途例

パースペクティブのコントロール
高層ビルなどの撮影時も、シフト機能により正確にまっすぐ表現。傾きのない構図を実現。

反射の回避
鏡やガラス越しの撮影で、レンズを右または左にシフトさせて光軸をずらすことでカメラの映り込みを防ぎ、クリーンな画を得ることができる。

製品の仕様

◉製品情報
https://www.laowa.jp/cat/shift-cine.html

株式会社サイトロンジャパン
https://www.laowa.jp/