キヤノンは「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の望遠ズームレンズ『RF75-300mm F4-5.6』を5月下旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は35,200円(税込)。

『RF75-300mm F4-5.6』は、標準ズームレンズでは撮影が難しいシーンに取り組みたいユーザーや、スマホやコンデジからのステップアップを目指すユーザーに向けた望遠ズームレンズ。「EF75-300mm f/4-5.6 III」(1999年4月発売)の光学設計を活用し、RFマウントとして商品化したことで、普及価格帯を実現したという。

焦点距離は75mmから300mmの望遠域をカバー。近づくと逃げてしまうような動物や野鳥の撮影、運動会や発表会での離れた場所からの人物撮影、スタジアムでのスポーツ撮影など被写体を大きく写したいシーンだけでなく、ボケを生かして被写体をより際立たせたいシーンなど様々なシーンで活用できる。

さらに、APS-Cサイズカメラとの組み合わせでは、35mm判換算で焦点距離120mmから480mm相当の超望遠撮影を実現。また、AF駆動アクチュエータはDCモーターを搭載。

望遠ズームレンズながら、全長約146.1mm、質量は約507gの小型・軽量設計を実現。また、EOS Rシリーズ最軽量の「EOS R100」(2023年6月発売)との組み合わせでは、約863gの質量を実現し、気軽に持ち運びが可能。

さらに、小型・軽量設計を活かして静止画撮影だけでなく、動画撮影時においても気軽に撮影を楽しむことができるとしている。

野鳥撮影など望遠ズームならではの撮影が可能
携帯性に優れた小型・軽量設計



仕様

画角(水平・垂直・対角線)27°00’~6°50’・18°11’~4°35’・32°11’~8°15′
レンズ構成9群13枚
絞り羽根枚数7枚
最小絞り32(75mm時)、45(300mm時)
最短撮影距離1.5m
最大撮影倍率0.06倍(75mm時)、0.25倍(300mm時)
フィルター径Φ58mm
最大径×長さ約Φ71.2×146.1mm
質量約507g


◉製品情報
https://personal.canon.jp/product/camera/rf/rf75-300-f4-56

キヤノン株式会社
https://canon.jp/