三脚・ライト・カメラバッグなど会場で気になった展示を紹介。
ザハトラー低価格三脚Aceシリーズ
▲ザハトラーの低価格三脚Aceシリーズ。94,500円。グラウンドスプレッダーのGSとミッドスプレッダーのMSの2モデルをラインナップ。5DやZ5Jクラスまでのカメラ向け。カウンターバランスの機構は従来と同じものを使用しており、5段階、フリーと設定できる。3段階調整が可能なドラッグ機構は従来のものと異なるが、これまでのザハトラー三脚の操作感を再現したという。
マンフロットビデオ三脚キットを参考出品、KATAのバッグ新製品も
▲今年発売された755CX3-M8Q5や509HD,536Kの他、新製品のビデオ三脚キットMVK502AMを参考出品。NX70Jなど小型カメラ用で5万円程度、来年1月末頃の発売を予定。
▲KATAのカメラバッグ新製品を展示。(写真上)リニューアルされた人気のCCシリーズは独自開発の衝撃吸収素材TSTシェルとアルミフレームで堅牢なつくり。5種類のラインナップで16,800〜33,600円、11/25発売。(写真下)先日発売になったPro-light Collectionの新製品・ABSエアバッグHDV/HDは空気を吹き込んで膨らませるユニークなバッグ。
ポーターブレイス、デジタル一眼用モデルも登場
▲三友ブース。デジタルカメラキャリングケース。見た目はこれまでのポータブレイスのデザインを踏襲した造りだが、レンズケースや緩衝素材など中身がデジタル一眼仕様になっている。写真はCS-DC4R(34,400円)。
あると便利な撮影用テープ
▲三友ブース。カモ井加工紙の撮影用テープ。紙製で手ですぐに切れて、跡が残らない。白、黒、灰色は、バミりやフォーカスの目印などはもちろん、グレーチャートとしても使える。ブルーとグリーンはクロマキー撮影用。イエローは「撮影中、録音中 中に入らないでください」の文字が印字されている。
2WAYのアクセサリーサポートキット
▲平和精機工業ブース。アクセサリーサポートAS-7K。小型モニターやバックアップレコーダーなどのアクセサリー機器をリーベックの三脚ヘッドに取付けるためのもの。19,950円。ボールヘッド部分は取り外しも可能でカメラのシューアダプターにも装着できる。
ソニー・ハンディカムでLANCリモコンを使える変換アダプター
▲平和精機工業ブース。LANC>AVリモート端子変換アダプターA-3AV(1,890円)。最近のソニー・ハンディカムではLANC端子ではなく、専用のAVリモート端子がメインになっているが、従来までのLANC対応ズームリモコンを変換して接続できる。
三脚を設置できない場所でもクレーン操作を可能にするNINJA CRANE
▲プロ機材ドットコムのブースで実演展示されていた「NINJA CRANE」。専用ベストは別売りになるが、三脚のボールヘッドから上を取り外し、ステディカムを操作するようにベストに装着することで、腰で支えながらクレーンを使った映像表現が可能になる。耐荷重は3kg。価格は20万円を予定。
HDMIからの信号をLANケーブルで引き伸ばせるHDMIエクステンダー
▲プロ機材ドットコムブース。HDMI端子からの出力を、この「HDMIエキステンダーHD-E60」を間にかまし、CAT6/7のLANケーブルを使うことで長く引き伸ばすことができる。製品はトランスミッターとレシーバーに分かれ、レシーバー側に電源を供給。単3電池を使った専用パックが用意されている。
EOS C300での使用も想定したARRIのシネスタイルアクセサリ
▲ナックイメージテクノロジーブース。7Dに装着しての展示だったが、カタログではEOS C300用のシネスタイルアクセサリーとして紹介。マットボックス「ARRI ミニマットボックスMMB-2」とフォローフォーカスには「ARRI ミニフォローフォーカスMFF-2」を組み合わせている。フォローフォーカスのMFF-2にはスチルレンズ用の「フリクションギア」が取り付けられていた。このギアはゴム製で、スチルレンズのラバーリングとの摩擦でフォローフォーカスを行うため、レンズごとにギアを装着しなくても済む。
常に一点を狙いながら、回り込むようなドリー映像を撮影できる
▲ジーテックブース。3つの車輪が付いた「Omni Slim Tracker」シリーズ。レーザーポインターを各車輪に取り付け、カメラで狙いたい被写体に順番にレーザーを合わせていくと、カメラはその被写体を狙い続けながらグルッと回り込むような動きを簡単に付けることができる。シリーズは「Lite」「Pro」「HD」の3ラインナップで構成され、写真は「Omni Slim Tracker Pro」で150,150円(税別)。
ソニーNEX-FS100Jにも対応するカメラサポートシステム
▲ノビテックのブースではZACUTOのカメラサポートシステムをソニーFS100Jに装着して展示。Z-ファインダーEVFを活用することで、液晶モニターの位置を自由に変えられるのはポイント。
▲ノビテックでは、2011年12月31日までにZ-ファインダーもしくはZ-ファインダーEVFを購入すると「ブルースターアイピース」(写真の赤い部分)をプレゼントするキャンペーンを実施中。セーム本革を使用したアイカップは人気が高いそうだ。
HDMIを無線化して伝送する装置
▲アイデンビデオトロニクスブース。HDMIを無線化して、伝送できるAirTUBEシリーズ。写真はPS3の映像を複数台のモニターに同時出力している様子。使用は電波法の関係で、屋内のみに限られるが、カメラ以外にもプレーヤーやPCなどの再生装置からも伝送できるのでいろいろと用途がありそうだ。据え置きタイプのAirTUBEとカメラと組み合わせて使用できるAirTUBE-Proがある。本誌12月号テストレポートにレビュー記事を掲載。
セグウェイとステディカムで移動撮影の可能性が広がる
▲昭特ブース。セグウェイとのコラボで作られたムービングドリーの展示。ステディカムと組み合わせて縦横無尽に動き回るデモ映像に萌えました。レンタルで一日5万円とのこと。
ダイワの低価格三脚・DSTシリーズにENG用モデルが登場!
▲スリック・ダイワブース。低価格で国内でも生産が追いつかない程人気のDST-43、DST-73に新たなラインナップが加わる。DST-103。ENG用カメラを対象とした三脚で、6万円台で12月中に発売される予定だという。
LEDライトが5種類登場
▲KPIブースカムライトPL-1000(18,900円)。Dタップバッテリーケーブル、シューマウントを同梱。電源はVマウントのカメラバッテリーから供給する。ディフューザー、色温度変換フィルターも搭載。
▲KPIブース。カメラマウント型のLEDライト。カムライトPL-68(48,300円)。ディフューザーと3200K色温度変換フィルターも搭載。照度は400lux。調光も可能。電源は内蔵の充電電池。重量は380g。
▲カムライトPL-88(59,850円)。PL-68よりやや大きく470g。照度は900Lux(1m)となる。内蔵電池式、調光機能、ディフューザー、色温度変換フィルターも搭載。
▲カムライトPL-3300(148,000円)。LED自体に色調整機能がついており、3200~5600Kを無段階で調整可能。照度は850Lux(3200K時2m)、800Lux(5600K時2m)。幅430×高さ305×奥行60mm。重さは2.9kg。リモコンで離れた位置からも調光が可能だ。
▲カムライトPL-2500(84,000円)。こちらはVマウントバッテリーを直接背面に取り付けて使用できる。リモコンで遠隔操作も可能。別売のハンドグリップHG-2500(5,250円)を取り付ければ手持ちのバッテラ風に使用することもできる。