撮影機材販売のHORIZONブース。HORIZONといえば、DZO FILMのレンズを中心に取り扱っているイメージがあったが、今年はGL OPTICSのリハウジングレンズやプロ向け三脚を中心に展開するOZEN、小型軽量の三脚・一脚を展開するCAVIX、インカムやガンマイク、スマホ用モニターを展開するSYNCOなどの製品を展示していた。


GL OPTICSは中国・成都を拠点とする往年のスチルレンズの名玉をシネレンズに組み替えているリハウジングレンズメーカー。会場には上の写真のほか、ニコンやコンタックス、ツァイスなどをベースとしたリハウジングレンズが展示されていた。

コストパフォーマンスが高く、映画制作者の間でも評価の高い、DZO FILMのレンズも。


HORIZONが新たに取り扱いを開始したCAVIX。トラベル三脚や自立して、なおかつワンタッチで昇降できる一脚などが展示されていた。金色やブルーの目を引く三脚なども展示。すべての三脚・一脚がカーボン製でとにかく軽い。


OZENは放送・映像業界のプロに向けてフルードヘッド、三脚、スタジオペデスタルを製造する深圳を拠点とするメーカー。アメリカでは100の放送局で導入されているという。


SYNCOは、中国広州を拠点とする2017年創業の音響・マイクメーカー。ワイヤレスマイクやガンマイクをはじめ、クリエイター向け製品のラインナップを増やしている。目を引いたのはスマホのMagSafeに取り付けて使用できるモニター。Wi-Fi接続で映像を伝送できる。スマホの高画質なアウトカメラを使用しながら自撮りができるというもの。画面解像度は480×800ドット。バッテリー容量は1300Ahで約3時間使える。左写真はタッチ操作にも対応したモデル。中国ではライブ配信などで多く使用されているという。もうひとつが親機を用意せずに使用できるワイヤレスインカムXtalk XPro。伝送距離は500m。タイムラグも従来モデルと比較して改善されているという。
