ソニーブースで展示されていた映像クリエイター向けアプリケーション「Monitor & Control」が、アップデート(ver.2.4.0)でMacに対応になりました。これまでスマートフォンやタブレットでの運用が中心でしたが、今回ついにMacでも利用可能になったのです。大画面での高精度な露出決定とフォーカス操作が、無線・有線の両方で可能になりました。
中でも興味深いのは大規模撮影を想定したマルチカメラモニタリング機能の強化です。Premiumプランでは、Mac(macOS 14.7〜15.3対応)から最大20台ものカメラをワイヤレスで接続し、一括管理できます。複数台のモニターを並べていた従来の現場が、Mac1台でスマートに統括できるようになりました。
無償で使える機能も充実していますが、BasicプランやPremiumプランに移行すれば、複数カメラの設定値を一括変更できたり、スナップショット機能で素早く設定を呼び出せたりと、撮影現場での時短効果も期待できそうです。
Mac対応により、映像制作のワークフローはさらに柔軟になります。現場での導入事例が今後増えていくのが楽しみです!




