コストパフォーマンスの高さで人気のアイ・オーデータ機器のSSD。PC用やスマホ用など色とりどりのSSDが展示されていた。

なかでも注目なのは、9月末に発売され、国内メーカーとしていち早く Thunderbolt 5 に対応した外付けSSD・SSPU-TFC。

ケーブル一体型のコンパクト筐体に、読み出し6,000MB/秒、書き込み5,000MB/秒クラスの爆速転送を実現。ブースでは 4K/8K 編集素材を直接扱うデモが行われ、高負荷の連続転送でも速度低下しない安定性がアピールされた。本体は放熱性に優れたアルミボディを採用し、内部には温度検知型の小型ファンを搭載。長時間の連続編集でもスロットリングを抑える設計が現場ユーザーの注目を集めていた。容量ラインアップは 2TB/4TB/8TB、価格は8万3380円、12万2760円、24万5740円 となっている。

もうひとつ目を引いたのが、親指大のポータブルSSD「SSPJ-UTC」。USB-C に直接挿すだけで使えるスティック型のデザインで、装着時の飛び出しはわずか約8.5mm。ノートPCはもちろん、スマートフォンやタブレットでも“挿しっぱなし”で持ち歩ける点が大きな特徴だ。重量はたったの約4g。展示機を手にすると、ほとんど重さを感じないほどの軽さに驚く。スマホ撮影〜PC編集までのワークフローを手軽に拡張するストレージとしてアピールされていた。転送速度は読み出し約450MB/秒、書き込み約400MB/秒と、日常のデータ移動には十分な実用性能。容量は256GB(7,700円)/512GB(13,200円)の2ラインアップ。

セキュリティ機能付きSSDの2モデルも展示されていた。写真左はSSPD-SUTC(500GB・21890円/1TB・35,420円/2TB・61,160円/4TB・オープン/8TB・オープン)。写真右はSSPR-SUSC1(1TB・28,050円/2TB・48,950円/4TB・98,120円)。
SSPD-SUTCはAES256bit暗号化とパスワード認証、耐衝撃・防塵防滴構造を備えた“企業向け堅牢モデル”。一方、SSPR-SUSC1は最大1,000MB/sの高速転送と暗号化を両立し、ロケ素材の持ち運びに最適なモバイル志向のSSD。