ゼンハイザージャパンは2月24日より、全周 360°で空間の音全体を録音し、それを再現する技術・Ambisonics 方式を採用したVR用マイク・AMBEO VR MICを発売開始した。価格は236,000 円(税抜)。
AMBEO VR MICは4つの単一指向性カプセルを備え、一本で上下、左右、前後のサラウンド音声収録が可能。それぞれのカプセルが集音する音声を Ambisonics の 「Aフォーマット」と呼ばれる信号で出力する。メーカーによると、録音はPCMレコーダーまたは、オーディオインターフェイスを介してパソコンに取り込むという方法で行う。録音機器へは付属の変換ケーブルを介し、4系統のXLR端子で接続。4つのマイクカプセルの同期はシンクロされた状態で録音される。
無償提供プラグイン「AMBEO A-B フォーマットコンバータ」を使用して、4つの信号を Ambisonics の B フォーマットへと変換することで、映像編集ソフト等での使用が可能になるという。
●製品情報
http://www.sennheiser.co.jp/sen.user.Item/id/1116.html