ラトックシステムから伝送ケーブルに光ファイバーを利用したHDMIケーブル「RCL-HDAOC4Kシリーズ」が2017年3月上旬に発売された。4K/60Hzに対応するものと4K/30Hzまで対応の2種類あり、それぞれ10mと20mの製品がラインナップされる。
ラトックシステムとしてはホームシアアー用途を想定しているようだが、4K/60Hz対応製品では最大4096×2160、60/50Hz、4:4:4、24bitまでの映像を伝送できるので、映像収録や配信でも利用できそうだ。光ファイバーは細くて柔軟性が高いので、ケーブルの引き回しもしやすい。光ファイバーは透明度の高いガラス製で、海底ケーブルの世界シェア8割を誇るYOFC社の製品を採用している。
仕様的には100mまでの長さに対応するので、ラインナップの拡充を望みたい。
4K/60Hz対応HDMI光ファイバーケーブル
RCL-HDAOC4K60-010(10m)、78,000円
RCL-HDAOC4K60-020(20m)、96,000円
発売日:2017年3月上旬
特徴
・4K信号(最大4096×2160、60/50Hz、4:4:4、24bit)を最大20mまで引き回し可能
・伝送速度、最大18Gbps対応
・HDCP2.2対応
・HDR対応
・外部電源不要
・プラグ形状、HDMI Type A
4K/30Hz対応HDMI光ファイバーケーブル
RCL-HDAOC4K30-10(10m)、60,000円
RCL-HDAOC4K30-20(20m)、72,000円
発売日:2017年3月上旬
【4K/30Hz対応モデルの特徴】
・4K信号(最大4096×2160、30Hz、4:4:4、24bit)を最大20mまで引き回し可能
・伝送速度、最大10.2Gbps対応
・HDCP2.2対応
・外部電源不要
・プラグ形状、HDMI Type A
製品ページ:http://www.ratocsystems.com/products/subpage/hdaoc4k.html