2008年8月号「ザ・ビデオパーク」に掲載した作品です。
ベストマンスリー賞
◆『生還』(6分13秒)
渡辺 實さん(東京都府中市)
カメラ●パナソニックNV-GS70
編集●超編ウルトラエディット2
作品紹介●奥様の癌闘病記作品。かかりつけのお医者さんから血液検査での異常を告げられ検査入院。やがて大腸に癌が発見され、手術へ。その経過が淡々と記録されていく。家族に見守られた手術が無事終わり、お医者さんからの説明にもカメラが回っている。看護婦さんに温かく見送られて無事退院となり、ラストはご自宅に戻られた奥様のコメントで締めくくられる。
◆『古希を迎える名司会役-火振り神事編』(7分18秒)
佐伯勝利さん(熊本県熊本市)
カメラ●ソニーHDR-HC1
編集●ベガス6
作品紹介● 熊本県阿蘇市阿蘇神社に伝わる火振り神事、この作品はその火振り神事を支える司会役、岩下誠さんを中心に置いた一本。今年古希を迎え30年の司会経歴を持ち、普段は神社の近くで印鑑屋さんを営んでいるという岩下さんの名司会ぶりを追いかけていく。
◆『揖斐川の源流 冠山』(8分20秒)
安田 正さん(愛知県東海市)
カメラ●キヤノンXH A1
編集●DV-7DLプロ
作品紹介●岐阜県揖斐川の源流にある冠山。1256.6mの標高を持つこの山は登りやすさと展望の美しさで人気の山。峠に集まり頂上を目指す作者達。霧の晴れた山頂に立ったとき、彼らは美しい眺望を見る。
◆『立石さんが来てくれた!』(11分51秒)
吉野和彦さん(長野県松本市)
カメラ●ソニーHDR-FX1・HC1、キヤノンXH A1
編集●DV-7DLG
作品紹介● 山岳ビデオの制作を趣味としている作者が、地元で単独上映会を開催することにした、その記録。時間を追って上映会の準備と、作者が尊敬する師匠の立石さんがそれを手伝ってくれる様子を無人カメラの映像を中心に描いている。
◆『熟年夫婦のビデオ遊び』(4分50秒)
田熊正巳さん(埼玉県狭山市)
カメラ●パナソニックNV-GS400
編集●DV-7DLGプロ
作品紹介● 世の中には自分に似た人間が3人いるというが…ある日、夫婦で庭木の手入れをしていると近所に引っ越してきた老夫婦がやってくる。その格言通りの姿に夫婦は戸惑いつつもやげて打ち解けていく。
◆『故郷』(4分30秒)
荻野信夫さん(東京都青梅市)
カメラ●不使用
編集●プレミアCS3
作品紹介● 作者自らの歌声に乗せて展開する「望郷アニメ」ともいえる作品。16:9のワイド画面を意識した広めの画角上で故郷のシーンがいろいろな季節、シチュエーションで綴られる。ラストは地球を覆うような空撮テイストのショットで雄大に終わる。
◆『煌酔~ベゴニア・イルミネーション~なばなの里』(8分16秒)
山本勝久さん(三重県津市)
カメラ●ソニーHDR-HC3
編集●プレミアプロ2.0
作品紹介●三重県桑名市長島町のなばなの里。ベコニアガーデンは大輪の花ベゴニアをはじめとして世界各国から集めた数百種・1万2千株の花が展示してある。ウィンターイルミネーション「アーチングイルミネーション花回廊」は120万の白熱球の光トンネルも紹介。