▲QBiC CS-1 オープン価格 (推定40,000円前後)
エルモはパノラマ撮影用カメラシステムQBiC Panoramaシリーズの新モデルとしてCSマウントを採用し超広角レンズ等の装着を可能にするQBiC CS-1を3月1日に発売する。1/2.3型CMOSセンサーを搭載し、最大有効画素1200万画素。動画解像度は1920×1440 24fps/15fps、1920×1440 30fps、1920×1080 30fpsとなる。記録メディアはmicroSD(最大64GB)。記録ファイルは.mp4(H.264/AAC)。
露出はオート時は5段階の露出補正が可能で、マニュアル時はシャッタースピード1/8000~1/30、ゲイン 0~36dBとなる。ホワイトバランス設定は自動/ナイト/晴天/曇天/白熱灯/蛍光灯/マニュアル(3000~8000K)。
電池は3.7V 1000mAhのリチウムポリマー電池。2台組み合わせた場合の電池稼働時間は親機が約60分、子機が約90分となる。
2台組み合わせると前後左右360°天球パノラマ撮影が可能
▲QBiC CS-1 RIG KIT オープン価格(推定90,000円前後)
従来までのQBiC MS-1Xでは4つのカメラを組み合わせる必要があったが、CS-1では2つで全天球撮影が可能になった。RIG KITにはカメラ2台と2台を固定するリグが付属する。インタニヤ製250度レンズもしくはiZugar製194度レンズを使用すると360度全天球パノラマ撮影が可能になる。
CSマウント採用でレンズを交換できる
QBiC CS-1は同社QBiC MS-1Xをベースに、主に業務用小型カメラに使用されているスクリュー型のCSマウントを採用している。レンズはそれぞれ別売となる。
▲Entaniya Fisheye 250 オープン価格(推定55,000円前後)
QBiC CS-1 RIG KITに250度レンズ(2個)を装着した状態。
▲iZugar MKX-19 オープン価格(推定50,000円前後)
QBiC CS-1 RIG KITに194度レンズ(2個)を装着した状態。
▲Entaniya Fisheye 280 オープン価格(推定88,000円前後)
QBiC CS-1、単体リグ、280度レンズを装着した状態。
パノラマ画像撮影例
CS-1で撮影した映像素材。これを市販のパノラマ作成ソフトで加工すると下のようなリトルプラネットと呼ばれるパノラマ映像を作ることもできる。パノラマ作成ソフトはKolor社のパノラマ合成ソフト「Autopano Video Pro」と「Autopano Giga」などがあるが、メーカーではVideo Stitch社がリリースしている「Studio(英語版のみ)」を推奨している。
◆製品情報
http://www.elmoqbic.com※近日リニューアル予定